個人が自由に稼げる時代になり「ネオニート」が生じた
1分でわかるニュースの要点
- 個人が自由に稼げることを実践する働き方
- バブル崩壊後に急増した非正規社員
- インターネットの普及が個人で稼げる時代を後押し
ネオニートとは
「ネオニート」と呼ばれる働き方が注目を集めています。「ニート」はバブル崩壊後の就職氷河期において就職できなかった非正規の総称です。「ネオ」は新しいを意味し直訳すれば「新たなニート」となります。果たして「ネオニート」とは如何なる働き方なのでしょうか。
いわゆるサラリーマンのような働き方をしない人々
「ネオニート」はサラリーマンのような給料をもらう働き方をしない人々の呼称です。「ニート」は親に頼っているのに対し「ネオニート」は経済的にも自立しています。 金額も同年代のサラリーマンと同等もしくはそれ以上の不労所得です。さらに「ニート」は自立できていないことに対する負い目や「引きこもり」といったネガティブな要素があります。 「ネオニート」は負い目どころかユーチューバーに代表されるように「時代の寵児」ともてはやされているのが現状です。
決してニートではない
「ネオニート」は「ニート」ではありません。「ネオニート」の人々は経済的に自立しているとの自負がありますから「ニート」と呼ばれるのを極端に嫌います。 また「ネオニート」の大半が明るい性格の持ち主です。「ニート」は自分で稼いでないことをコンプレックスに感じており、性格が屈折しているのと対照的だといえます。 言い換えれば「ネオニート」はフリーランサーに近い感覚だといえるでしょう。したがって束縛されることを嫌い、自分の感覚を大切にして生活しているのが特徴です。