新型コロナウイルスの影響で売り上げが伸び悩みか

ラオックスは、「インバウンド事業」「グローバル事業」「生活ファッション事業」「エンターテイメント事業」を四つの柱として運営してきました。 なかでも主力の「インバウンド事業」が、昨年12月頃から発生した新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染拡大によって、主要顧客の中国観光客が激減し業績を悪化させています。 新型肺炎感染の収束の兆しが見えないため、中国観光客に依存した事業体制を見直すことで、事業の立て直しを行う考えで、そのためには新たな組織の構築が急務と判断したようです。

募集人数は140人程度

ラオックスは体制の見直し策として、販売専門職の正社員及び契約社員を希望退職者の対象にすると発表しました。 また、同部門の他にも在籍する40歳以上かつ勤続年数2年以上の正社員、及び契約社員も対象にすると述べています。募集人数は140名程度とし、募集期間は2020年2月17日から同年3月6日までとしています。退職日は2020年3月31日で、特別退職金を加算する考えです。 さらに、グループ最大の子会社であるカタログ販売のシャディの従業員も対象にする模様で、およそ20名の正社員及び契約社員に希望退職者を募集しています。

業績悪化のラオックス

ラオックスは12月期の業績予想を、売上高1400億円から1340億円(マイナス60億円)に、営業利益2億円からマイナス20億円(マイナス22億円)に下方修正しています。 円高元安による中国人観光客の購買意欲の低下、また昨年9月に発生した大型台風による消費マインドの低下と、シャディの物流部門が一時出荷停止になったことを要因に挙げています。