一審では無罪も控訴審で懲役10年に

今回名古屋高裁での裁判は、2019年に名古屋地裁岡崎支部で行われた一審の控訴審です。父親が実の娘に対して性的虐待を行い、準強制性交等罪に問われた裁判でした。 一審は性的虐待を認定しつつ、被害者の娘が性的行為に抵抗していたかは判断できないとして、無罪判決となっていました。名古屋高裁では一転して無罪判決を破棄し、検察の求刑通りに懲役10年の有罪判決を下しました。

父親は幼少期から娘を虐待か

裁判で争点となったのは、主に以下の2点です。 ・性的虐待の事実 ・被害者が性的行為に抵抗していたか(同意の有無) 性的虐待の事実は一審でも控訴審でも認められていましたが、同意の有無については判断が分かれました。控訴審では性的虐待が幼少期から行われていたこと、長年の虐待で抵抗が困難だったことに着目し、同意はなかったとして逆転有罪を言い渡しました。

判決を受け父親は上告

逆転で懲役10年の有罪判決を受けた父親は判決に不服であるとして14日付で控訴したことが明らかになりました。