暗黒の木曜日(ウォール街大暴落)は様々な要因がある

「暗黒の木曜日」の原因は一つではありません。当時のアメリカは大きな経済成長を迎え経済的な繁栄を迎えていました。アメリカの繁栄は国民の感情を変え、支払いは後でするという楽観主義を生み多くのアメリカ人が好景気が終わらないと信じることになります。 また、信用取引で株を取得していたことも大きな要因となりました。ドンドン上がる株価に対して儲かると信じお金を借りてまで株を購入する人も多くいたのです。 「暗黒の木曜日」はアメリカの経済成長が人々にもたらした様々な感情や状況が要因となっています。

暗黒の木曜日(ウォール街大暴落)が発生

「暗黒の木曜日」はニューヨークのウォール街で起こった株の大暴落です。そのため10月24日のみに起こったことと思われるかも知れません。 しかし、この日を境に株価の暴落はしばらく続きます。特に壊滅的な被害をもたらしたとされるのが10月28日(月曜日)と翌日29日(火曜日)です。

ブラックマンデー

ウォール街のニューヨーク証券取引所で初めての株価暴落が起こったのは1929年10月24日(木曜日)のことです。この出来事は週末、多くの新聞によってアメリカ中に報道されました。 報道を受け株を所有する企業や国民が一斉に株を売りに走ったのが週明け10月28日の月曜日です。大量に株が売られたことで株価は大暴落し株価崩壊が起こりました。 好調を極めていたダウ工業株の平均は13%下落、アメリカ経済に壊滅的な打撃を与えたのが「ブラックマンデー」です。

ブラックチューズデー

「ブラックマンデー」の翌日である10月29日になってもニューヨーク証券取引所は落ち着かず、ダウ工業株は前日からさらに12%下落し市場は閉鎖されました。このことを「ブラックチューズデー」と呼び、ニューヨーク市場はこの日だけで140億の損失を出しています。 市場が閉鎖されたことにより投資家達はパニックに陥り、株での損失を埋めようと様々な分野から資金を引き揚げ始めたのです。 資金が滞ることで産業は停滞、倒産やリストラにより多くの人が職を失いました。