リチャードジュエルへの冤罪

リチャードジュエルは善良な市民として自分の任務を全うしただけだったにも関わらず、冤罪へと巻き込まれてしまいます。 何の落ち度も無かったリチャードジュエルがなぜ冤罪に巻き込まれたのでしょうか。天と地ほどに一変したリチャードジュエルの数日間をみてみましょう。

警備員として人々を救ったリチャードジュエル

爆破直前にコンサート会場で不審なバックパックを見つけた第一発見者は警備員のリチャードジュエルでした。発見後すぐにジョージア州捜査局の捜査員に知らせて対応しています。 事件後に彼の発見と迅速な避難誘導によって数多くの命が救われたとされ、リチャードジュエルは一躍アメリカのヒーローとなります。 彼はとても優しくて生真面目な白人男性で、警察などの法執行機関に強い憧れを持ったガンマニアでもある人物でした。

事件の犯人としてマスコミが報道

しかしその3日後に地元の新聞紙が「FBIが第一発見者のリチャードジュエルを捜査している」と報じます。 またたくまにあらゆる新聞社やテレビ局がリチャードジュエルの実名を公表し、まるで犯人かのように報じました。 実際はFBIのプロファイリングにリチャードジュエルの人物像と重なる点があり疑わしいというだけのものでした。過熱する偏ったメディア報道で世論もヒーローから容疑者へと見る目を一転させてしまいます。

真犯人エリックルドルフ

リチャードジュエルが容疑の目を向けられて約3カ月後にようやく捜査対象から外れたと正式な発表がなされます。しかし逮捕されてもいなかったリチャードジュエルに対する世間の印象は酷いものでした。 真犯人であるエリックルドルフは事件発生からおよそ7年後に逮捕されました。元アメリカ陸軍兵士で爆弾にも詳しかったエリックルドルフの動機や人物像はどのようなものだったのでしょうか。