アトランタオリンピックで起きた爆破事件

世界中がアトランタオリンピックに熱狂していた1996年の夏あわや大惨事となる爆破事件が発生しました。 オリンピックを狙ったテロではないかと疑われたこの事件は早々に容疑者が浮上し世間を安心させるとともに、それはまったくいわれのない冤罪事件の始まりだったのです。この爆破事件はどのようなものだったのでしょうか。

大会7日目に爆破事件が発生

爆破事件はアトランタオリンピック開催の7日目にあたる1996年7月27日の午前1:20頃(現地時間)に発生しました。 競技場すぐ近くのオリンピック100周年記念公園で無料イベントの屋外コンサートが催され大勢が楽しんでいる最中の出来事でした。 直前に警備員が会場内に不審なバックパックを見つけ、避難誘導が始まっていた数分後に爆発しました。

111人の負傷者と2人の死者を出す

避難が始まっていたにも関わらず111人の負傷者と2人の死者を出してしまいました。死者は観客1人と爆発後に駆けつけ心臓発作になったトルコ人カメラマンでした。 その後爆破されたのは無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾だったことが明らかになります。 お祭りムードだったアトランタオリンピックが、いつどこで被害に巻き込まれるか分からない恐ろしい無差別テロ事件へと変わり、一気に世間を震撼させました。