高輪ゲートウェイという名が物議を醸す

新駅に命名された「高輪ゲートウェイ」が物議を醸しました。駅名を決めるにあたってJRは一般公募から募っています。しかし「高輪ゲートウェイ」は決して人気が高かったわけではありません。 上位には「高輪」「芝浦」「芝浜」といったオーソドックスな名前が並んでいました。「ゲートウエイ」とはIT関連でよく使われる玄関、窓口といった意味です。 JRは「高輪ゲートウェイ」を世界と日本、過去と未来の玄関口にしたいとの思いが強く「ゲートウエイ」には拘りがありました。ここでも東京オリンピックを意識したことが伺えます。

高輪ゲートウェイ駅開業に伴う経済効果

高輪ゲートウェイ駅開業に伴う経済効果は1兆4,000億円程度と見込まれています。これは単に新駅が開設されたことによる経済効果だけではありません。 JRは2027年を目途にリニア新幹線の実用化を目論んでいます。成功すれば高輪ゲート駅の1駅隣の品川駅でリニア新幹線が発着する予定です。 そうなれば品川駅はもちろん、隣接する高輪ゲートウェイ駅の利用増も見込まれます。つまりJRは東京オリンピックだけでなく、リニア新幹線の発着まで視野を広げながら新駅開発を行っていました。

高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発

高輪ゲートウエイ駅構想は単なる新駅の開業ではありません。東京オリンピックの開催はもちろんリニア新幹線の稼働を見据えた一大プロジェクトです。 高輪ゲートウェイ駅周辺には7棟ものビジネスビルが建設予定であり、その敷地面積は13ヘクタールにものぼります。 ちなみに東京ミッドタウンが11.4ヘクタール、六本木ヒルズが11.6ヘクタールですから、いかに大きなプロジェクトであるかがよくわかります。このような華々しい門出がコロナウイルス騒動で縮小されたのは本当に残念です。