1分でわかる京都アニメーション放火事件

京都アニメーション放火事件

  • 放火によって京都アニメーションのスタジオが全焼、死傷者多数
  • 犯人はいまだに重体で詳しい動機などは不明
  • 京都アニメーション放火事件を受けて規制の見直しが始まった

2019年7月にアニメスタジオ「京都アニメーション」の建物が全焼した放火殺人事件です。35名が死亡し、32名が負傷する被害が出ました。犯人は事件直後に確保されましたが、重体のせいで意識不明となり、捜査は進んでいません。 防災意識の高い会社が放火被害に遭ったことから、防災基準や規制の推進が行政レベルで進行しています。

京都アニメーション放火事件の概要

2019年の7月18日、京都市伏見区のアニメ会社が放火された事件です。被害に遭った死者、重軽傷者は合わせて69人にも上ります。 戦後に起こった放火事件の死傷者数としては、過去最大級の重大事件と言えます。建物を全焼させた火災は約20時間後に鎮火されました。犯人は事件直後に確保された41歳の男です。 事件の内容については以下で詳しくご紹介していきます。

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2019年7月に起きた放火殺人事件

事件が起きたのは7月18日の午前10時30分ごろのことでした。近隣住民の証言によると最初に爆発音がして、気がつくと黒い煙とともに3階建ての建物に火がついていたそうです。 京都市消防局は通報によって10時35分には出動し、消防車両49台体制で消火と救助活動を行いました。15時の段階で火災は鎮圧され、発生から約20時間経過した19日6時ごろに消火活動が終わりました。

京都アニメーション第一スタジオにガソリンを撒き放火した

事件現場は京都市伏見区にある京都アニメーション第1スタジオです。 犯人の男は玄関から1階に侵入し、建物内部のらせん階段付近でガソリンを撒いて、ライターで着火しました。火元がらせん階段付近だったことが災いして、放火で発生した煙と熱気流が一気に上階に広がりました。 試算によると1階の温度は出火から10秒ほどで1000度に達し、30秒後には2階・3階ともに300度以上の高温の煙が充満したとされています。