人気も高く舞台化も決まっていたアクタージュ

『アクタージュ act-age』は天才的な演技の才能をもつ主人公が女優として成長していく姿を描いたもので、これまで単行本が12巻まで続き、累計発行部数が300万部を超える人気の作品です。 2022年には『アクタージュ act-age 〜銀河鉄道の夜〜』のタイトルで舞台化される予定で、舞台版の主人公役のオーディションも7月から一般公募という形で始まっていたばかりでした。

キャリアに大きく傷をつけた松木達哉容疑者

松木達哉容疑者は29歳とまだ若手でありながらジャンプの月例新人漫画賞の審査員を務めるなど、将来を期待された存在でした。しかしながら、今回の逮捕によってそのキャリアに大きく傷がつくことになりました。

若手であることから注目度も高かった松木達哉容疑者

松木達哉容疑者は2017年に読切漫画『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』をデビュー作品として週刊少年ジャンプに掲載させるとSNSを中心に話題となるなど、2作目となる『アクタージュ act-age』だけでなく、デビュー当時から注目度が高かった漫画家でもありました。 こうした嘱望された未来を自ら捨てることになった松木達哉容疑者ですが、松木達哉容疑者の漫画家としてのキャリアが完全に潰えたというわけではありません。

児童買春事件で逮捕された漫画家はのちに「トリコ」で復帰

これまでにも週刊少年ジャンプに連載中に逮捕されたものの、後に週刊少年ジャンプに復帰している漫画家もいます。 島袋光年氏は『世紀末リーダー伝たけし!』を連載中に16歳の女子高生に8万円を支払って売春行為を行っていたとして、児童買春禁止法違反で2002年に逮捕されています。しかしながら、2年後の2004年にスーパージャンプにて『RING』を掲載し、2005年から同じくスーパージャンプにて『世紀末リーダー伝たけし!』を完結させた後、2008年には美食家を題材としたバトル漫画『トリコ』で週刊少年ジャンプに復帰しています。 このように必ずしも逮捕されたからといった漫画家としてのキャリアが終わるというわけではありませんが、昨今のコンプライアンス重視の風潮で復帰ができるかは定かではありません。