アニータ事件(青森県住宅供給公社巨額横領事件)の概要

通称「アニータ事件」の正式名称は「青森県住宅供給公社巨額横領事件」です。事件発覚当時である2001年には連日マスコミで報道されましたね。 どのような事件だったのか、また被害額はどれ位だったのか、「アニータ事件」の概要を見てみましょう。

青森県住宅供給公社の元経理担当である千田郁司が横領した事件

この事件の構図は極めてシンプルです。「青森県住宅供給公社」に勤めていた「千田郁司(ちだゆうじ)」が公社の公金を横領し、チリ人女性に貢いだのです。 千田は公社の経理担当でした。何と15億円近くを横領したのです。一経理担当がこれだけ巨額のお金を横領できたこと自体が信じられませんが、横領したお金の大半がチリ人女性に貢がれ、チリ人女性はその資金でチリにプール付きの豪邸を建てたのですからマスコミが放っておくはずがありません。 チリ人女性の名前が「アニータ・アルバラード」であったことから、この事件が「アニータ事件」と呼ばれるようになりました。

横領額が約14億5900万円にのぼる

横領は1993年から2001年にかけて行われました。横領額は14億5,900万円です。これだけの金額の横領が約8年間にわたって続けられたのは、公社の管理がずさんだったことはいうまでもありませんが、横領の手口が巧妙だったこともあるようです。 千田は青森のパブで知り合った「アニータ・アルバラード」と1997年に結婚しますが、横領額はこれを期に巨額化していきました。アニータに渡った金額は11億円とされています。 横領は1993年2月から始まりましたが、公訴時効のため起訴された横領額は1994年10月以降の14億4,600万円でした。

事件の関係者

「アニータ事件」の主要な登場人物は当然「千田郁司」と「アニータ・アルバラード」です。 ここで二人の人物像を探ります。どのような経緯で事件に関係していったのか、また事件後どのような人生を生きたのかも含めて二人にスポットライトをあててみましょう。