新型コロナの感染拡大で恐怖に怯える葬儀社

1分でわかるニュースの要点

  • 新型コロナの感染拡大で「葬儀崩壊」の恐怖
  • 「隠れコロナ」が拡大している可能性も
  • 葬儀の運営スタイルにも大きな変化が

遺体からも感染の可能性もある新型コロナ

コロナ感染者が死亡した場合、厚生労働省が定めるガイドラインに沿って、病院と葬儀社の間で特別なオペレーションが組まれます。 感染を防ぐため、関係スタッフは防護服を着用し、遺体を「非透過性納体袋」で密閉して搬送することになります。しかしコロナ感染の死者が急増すれば、こうした特別対応が破綻する可能性もあります。 イタリアでは前月25日までに、67人を超える聖職者がコロナ感染で死亡したと報じられました。多くはコロナ感染者の臨終に立ち会う等が原因と見られています。日本の葬儀関係者からも「遺体からのコロナ感染」の可能性をめぐり、不安の声が上がっています。

葬儀社は対策を行うも隠れコロナ患者からの感染リスク

厚生労働省は葬儀会社向けに対策を発表しています。また前月30日、医療機関がコロナ患者の遺体を葬儀社に引き渡す際は、感染の事実を明確に伝達するよう指示を出しました。 コロナ患者とわかれば、葬儀社も特別な対応が可能です。防護服やマスク、手袋、フェイスマスク等で自衛するオペレーションをとり、特別納体袋に入れたままで遺体を納棺、一般とは異なる時間帯で火葬する等、葬儀各社はコロナ感染のリスク低減に努めています。 しかし問題となっているのは「隠れコロナ患者」が存在する可能性です。

隠れコロナが拡大している可能性

病院で取り扱う遺体の中には、コロナ感染を把握できていないケースもあると指摘されています。こうした「隠れコロナ患者」の場合、病院は葬儀社に対してコロナ感染者であることを伝達することができません。 コロナ感染者の遺体であるにも関わらず、もしコロナであることが把握できていなければ、遺体から感染が広がるリスクがあります。「隠れコロナ患者」の数は明らかではありませんが、徐々に増加しているとの指摘もあります。