若者を悩ますやりがい搾取とは?

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「やりがい詐取」とは、経営側が労働者に対して「やりがい」を盾にして不当な処遇を押し付けることです。特に世代間には、仕事に対する考え方に大きなギャップがあり「やりがい詐取」が起こりやすい環境にあります。 また長らく続いた不況により「人件費」の削減が企業の命題であること、少子高齢化による労働力不足も「やりがい詐取」に拍車をかけているのが現状です。 その一方で「やりがい詐取」を理由に怠業する社員も増えています。そこで若者を悩ます「やりがい詐取」の実態や課題について説明します。

仕事のやりがいはモチベーションに繋がるのか?

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仕事のやりがいはモチベーションに繋がるのかは、企業にとっても労働者にとっても大きなテーマです。このことが「やりがい詐取」にも関係しています。今と昔では仕事に「やりがい」を感じるための目的がどう変化しているのかを解説します。

仕事を行う目的はやはりお金

若物が仕事を行う目的がお金であることは、今も昔も変わりません。しかし、必要な金額に大きな変化が見られます。 昔は1円でも多くのお金を得ること、少しでも上位の役職に就くことがステータスでした。つまり「他の人よりも良い生活がしたい」「贅沢がしたい」という願望です。 ところが、最近では必要最低限のお金が貰えれば良いという若物が増えました。お金よりも休暇が取得率や残業時間に価値観を見出す傾向が強くなったといえます。

やりがいを求める人も一定数存在

若者の仕事やお金に対する考え方が変わる一方で、お金に「やりがい」を求める若者も一定数存在します。彼らは真面目で責任感が強いのが特徴です。 そのため「やりがい」を盾に仕事を命じられると、適切なお金が支払われなくとも従います。会社側も従順な社員には仕事を命じやすいので「やりがい詐取」がエスカレートすることも少なくありません。 しかし、こういった若者を「やりがい詐取」の被害者にすることは人材の損失につながり、会社の人材不足を引き起こします。