サッカーの試合でサポーターの振る旭日旗の禁止

サッカーは他のスポーツよりも国際色が強く海外で試合をする機会が多くありますが、無用なトラブルを避けるため「旭日旗」を自粛しているのが実態です。 国内の試合で「旭日旗」は禁止されていませんが、JFAの「試合運営管理規定」では、軍事的な主義・主張などを連想させる旗などの持ち込みを禁止しています。 また、アジアのクラブチームによるAFCチャンピオンズシリーズでは、2017年に清水エスパルスのサポーターが「旭日旗」を掲げたことが大きな問題となり、それ以降「旭日旗」は禁止されたのです。

北京オリンピックでの旭日旗の持ち込み自粛

2008年北京オリンピックにおいて、日本大使館は「政治・民族・宗教的」といった理由で、「旭日旗」の持ち込み自粛を求めました。 中国や韓国には反日感情が根強く残るだけに、懸命な判断であったといえるでしょう。しかし、一方的に「旭日旗」を「政治的、差別的」と決めつける中国や韓国に不満を抱く人も少なくありません。 2020年に開催される東京オリンピックにおいて「旭日旗」の持ち込みは「問題なし」とされています。しかし、日本共産党などは政府の対応に矛盾があると指摘しているのです。

韓国による旭日旗の批判

(画像:Unsplash

「旭日旗」に対して過敏な反応を示している韓国ですが、少なくとも2008年頃までは問題視されていませんでした。 きっかけとなったのは、2011年サッカーアジアカップ準決勝における日本・韓国戦です。韓国代表の奇誠庸が日本人に対する侮辱的な態度を取った上、その理由を「観客席にあった旭日旗への報復」だと主張したのです。 その後、ことあるごとに韓国側は「旭日旗」に批判を浴びせており、2013年には韓国国内で「旭日旗」を掲げると罰金を科せるといった刑法改正案まで国会に提出されています。

ラグビーワールドカップでの旭日旗に対する韓国からの批判

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日本で開催され、大変盛り上がったラグビーワールドカップですが、日本人のみならず海外からの観客の中にも「旭日旗」を掲げる人は少なくありませんでした。 韓国はラグビーワールドカップには出場していません。しかし、旭日旗撲滅キャンペーンを展開している大学教授のソ・ギョンドク氏はSNSを通じてこの光景を批判しています。 さらに、ソ・ギョンドク氏は、ラグビー・ワールドカップを主管するワールドラグビーに抗議する構えも見せているのです。