「かろうじて〜する」

「barely」は「肯定の意味合いが残っている『ほとんど〜ない』」だと前述しましたが、「かろうじて〜する」と和訳するとその正確なニュアンスを表すことができます。 ・I can barely exist on my pension. (かろうじて年金で暮らすことができている。) ・I barely missed having a crash. (私はかろうじて衝突を避けることができた。) 1つ目の例文は「年金だけではとても辛いが、それでもなんとか生きていける」というニュアンスです。2つ目の例文は、「ほぼ確実に事故は避けられないと思ったものの、なんとか避けることができた」という状況を表しています。 つまり、「barely」は差し迫った状況、ギリギリな状況で使われるということを覚えておきましょう。

「〜するとすぐに」

「barely」には「〜するとすぐに」という意味もあります。この場合、beforeやwhenなどの時間を表す節や句を伴います。 ・ I barely got to the airport, when the squall started. (空港に到着するとすぐに、強い雨が降り始めた。) ・I had barely worn the shirt before it was damaged. (そのシャツを着た途端、シャツが傷ついた。) 上記の例文は直訳すると、「強い雨が降り始めた時、かろうじて空港に到着した。」「シャツが傷つく前に、私はほとんどそのシャツを着ていなかった。」となります。その意訳で「〜するとすぐに」という意味として捉えることができる、と覚えておきましょう。

「わずか〜」

「barely」には数 や量が「わずか〜」という意味もあります。 ・We barely met each other before. (私たちは以前わずかに ・I can barely hear your voice. (あなたの声がわずかながら聞こえます。) 「ほとんど〜ない」という本来の意味から、「わずかながら〜ある」という言い方もできるのが「barely」です。 以上、「かろうじて〜する」「〜するとすぐに」「わずか〜」という3つの「barely」の意味を紹介しますたが、一番適した和訳を文脈に応じてできるようになっておきましょう。

まとめ

(画像:Unsplash

「barely」の発音や意味、使い方は理解することができましたか。 「ほとんど〜ない」と訳す一方で、「かろうじて〜できる」「わずかに〜ある」という肯定の意味合いが含まれている「barely」は、使いこなすには慣れが必要です。 たくさん例文を読み、「barely」のニュアンスを掴みましょう。そうすることで、場面や文脈にあった「barely」の「かろうじて〜する」「〜するとすぐに」「わずか〜」という使い分けをすることができるようになります。