心機一転(しんきいってん)とは

「心機一転」という四字熟語は、よく耳にするものの、その詳しい成り立ちや正しい意味などについてあまり深く考えることのない言葉です。何となく使っている人も多いでしょうが、深く知ると面白いことがわかる言葉でもあります。 まずは、「心機一転」の読み方や意味、語源を見てみましょう。

心機一転の読み方は「しんきいってん」

「心機一転」は「しんきいってん」と読みます。 どれも難しい漢字ではありませんし、特に読みにくいという字もないため、読み方に困ることはあまりないでしょう。 「心機一転」の「心」は、音読みで「しん」と読みます。「一転」の「転」は「回転」や「反転」などに使われる漢字ですから、「てん」と読むと覚えておくとわかりやすいです。もちろん、「いってん」と一括りにして覚えてしまうのも良いでしょう。

心機一転の意味は「ある事をきっかけにそれまでの気持ちが良い方向に変わる・変えること」

「心機一転」の意味は、「ある事をきっかけにして、それまでの気持ちが良い方向に変わること、もしくは変えること」です。 ここで注意しておきたいのが、「心機一転」はポジティブな意味にしか使われないということです。何かがあったから気持ちが悪くなってしまっただとか、やめようと考えたといったなどといったことには使われません。 心がすっきりとして、前を向いて動き出そうとするといった意味合いを持っているのが「心機一転」という言葉です。

心機一転の語源

「心機一転」は「心機」と「一転」の二つに分けて考えます。 「心機」は心の動きを意味しています。「どう思っているのか、考えているのか」ということを意味しています。一方で「一転」は「物事が全く変わる」ということを意味しています。「何かがそれまでとは様変わりする」という意味を持つ言葉です。 この二つの言葉が組み合わされることによって、「心が今までとは変わっていく」という意味を持つ「心機一転」という言葉が構成されています。