ロッキード事件とは

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1976年2月に発覚したロッキード事件は、現役の内閣総理大臣が関わった一大スキャンダルです。アメリカのロッキード社が製造していたトライスターという航空機を日本に導入する見返りとして、田中角栄氏が5億円を受け取った疑惑が浮上しました。 この規模の汚職事件は、日本の戦後史だけでなく世界的にみても例がないほどの規模です。

公聴会にてロッキード事件が明らかに

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1976年2月4日、日本ではなくアメリカでロッキード事件が発覚します。アメリカ上院外交員会多国籍企業小委員会が行った公聴会で、日本に自社の航空機を売り込むためにロッキード社が行った様々な工作が白日の下にさらされました。 ここではロッキード事件が明るみになったきっかけを説明します。

極秘資料を誤って配布してしまったことが原因

1979年2月4日、多国籍企業小委員会(別名チャーチ員会)ではロッキード社副社長を召喚した公聴会をが行われていました。その場で自社の航空機を売り込むために、ロッキード社が日本に30億円以上にのぼるお金を流した経緯が記された極秘書類が領収書と共に誤って配布されたのです。 その後ロッキード社の当時の副会長が2月6日に「丸紅の専務を通して政府高官にお金を渡した」と明言したことで、日本に飛び火しました。

ロッキード事件の関係者達

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ロッキード社は丸紅を通じて、総額30億円にのぼる賄賂を複数の日本政府関係者にバラまきました。この戦後最大の疑獄事件には現役の内閣総理大臣をはじめ、多数の政治家や会社役員が関わっています。 ここではロッキード事件の関係者について説明します。