1分でわかる感動ポルノ

感動ポルノとは

  • 2012年にステラ・ヤング氏が「感動ポルノ」という言葉を始めて使う
  • 2016年に「バリバラ~障害者情報バラエティー~」が「24時間テレビ」を批判
  • 「感動ポルノ」批判についても、賛否が分かれている

2016年8月にNHKの「バリバラ~障害者情報バラエティー~」が日本テレビの「24時間テレビ」を批判してから、「感動ポルノ」に対する様々な意見がメディアで取り上げられています。健常者と障害者でも受け止め方に違いがあるようです。 今回は「感動ポルノ」と日本での議論の経緯について、解説します。

感動ポルノとは

「感動ポルノ」という言葉を初めて使ったのは、オーストラリア在住のコメディアン兼ジャーナリストであるステラ・ヤング氏です。2012年に「Ramp Up」という、オーストラリア放送協会のウェブマガジンで使われました。 ここでは「感動ポルノ」の定義と、その受け止められ方について説明します。

メディアにおいて障害者が努力する姿を映し、感動を煽ること

現在の日本においては「感動ポルノ」は障害者となった経緯や思い・被る負担などを紹介するわけではなく、障害に負けずに前向きに努力する姿を映し感動を煽ることという意味で使われています。 メディアが障害者が何かを達成するために努力するシーンを取り上げることが、「感動ポルノ」であるとされています。

別名「感動の押し売り」「感動ハラスメント」

「感動ポルノ」は、「感動の押し売り」「感動ハラスメント」とも呼ばれています。「ハラスメント」とは、人を困らせることあるいは嫌がらせと定義されています。つまり「感動ポルノ」も、誰かを不快にさせているから「感動ハラスメント」と呼ばれるわけです。 「感動ポルノ」では、障害者が困難を乗り越えて努力する姿がクローズアップされます。それを不愉快に思う人がいるのは、想像に難くありません。

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