開成高校でなりすまし登校

1分で分かるニュースの要点

  • 日本有数の名門高校開成高校でなりすまし登校が発覚
  • なりすました生徒は7月からの対面授業にも参加
  • 開成高校側にとっては想定外の事件

東大合格者数トップを走り続ける開成高校で本人の名前とは異なる名前を騙って開成高校に通学する「なりすまし」登校が行われていたことが発覚しました。このなりすましを行っていた生徒は4月から始まっていたオンライン授業だけでなく、その後始まった対面授業にも参加していました。開成高校の校長は性善説に基づいて行動していたため、このような事態を想定していなかったと述べています。

2020年4月入学の生徒で別人がなりすまして登校

39年連続で東大合格者日本一の開成高校で、2020年4月入学の生徒の名前を騙って別の男性が授業に参加していることが明らかとなりました。なぜこうしたなりすましが起きて、どのように発覚したのでしょうか。

指導要録の確認で発覚

なりすましが発覚したきっかけは中学から高校へと送られる指導要録の確認です。 指導要録とは生徒の指導等に活かすために学校での成績や人物評価などを示したもので、進学や転校の際にはその写しを進学先や転校先の校長に送付することが学校教育法によって定められています。 なりすましが発覚した学生の指導要録が7月下旬になっても中学から送られてこなかったため、高校が中学に問い合わせたところ、開成高校に進学していたとされる生徒は別の高校に進学していたことが分かり、なりすましが発覚することとなりました。

開成高校は都に報告し口頭指導

こうした事態を受けて、開成高校はその男子生徒を除籍処分とするとともに、東京都の担当局に報告を行っています。 この報告を受けた東京都は適切に対処するよう口頭で指導するとともに、東京都から報告を受けた文科省は指導要録が送られてこなかったことに対してきちんとか確認していればもっと早く気づけた」と指摘しています。