HPがゼロックスの買収提案を拒否

HPと米ゼロックスの買収の行方

  • HPが評価額が低いと提案を拒否
  • HPが米ゼロックスを逆買収か・協議は継続
  • 米ゼロックスは富士ゼロックス株売却で資金調達

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330億ドルの買収提案は低すぎると拒否

米ゼロックスはHPに対して現金と株式を合わせて約330億ドル(日本円で約3兆6千億円)を提示したといわれています。それに対してHPは「自社の価値を著しく過小評価している」として、この提案を拒否したと発表しました。 ただ、HP側は米ゼロックスに対して逆買収する意向も示しており、統合が両社にとってメリットになる可能性があるという声明も出しています。

株主の利益にならないと声明

ゼロックスのアクティビティであるカール・アイカーンとヘッジファンドが示した330億ドルはHPにとって納得できる評価ではなく、株主にとって利益にならないと買収拒否の理由を述べています。 また、最近の米ゼロックスの業績不振を上げ、統合により自社の負債が膨らむ可能性があることにも言及しました。

HPによる逆買収の可能性も

HPは米ゼロックスが持つプリンタ等の技術は自社の事業に相乗効果をもたらすと考えており、統合の可能性の余地を残しています。 市場関係者によると、HPは米ゼロックスが2018年6月決算で収益が減少していることが分かっており、事業規模や時価総額が上のHPが逆に米ゼロックスを買収する方が合理的であるとみています。