タイタニック号の沈没

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1997年に公開されたジェームズキャメロン監督の「タイタニック」は今でも歴代映画興行収入ランキング第三位の特大ヒット映画となっています。「世界一安全で決して沈まない豪華客船」といわれたタイタニック号の沈没について詳しく振り返ってみましょう。

処女航海で氷山にぶつかり沈没

タイタニック号は全長269m、4万6,328総トンで、すべてにおいて世界最大といわれました。オーケストラやブラスバンドを同乗させ、船内プールやジムを備えた当時最新の豪華客船でした。 1912年4月10日イギリス中部のサウサンプトン港よりニューヨークに向けて、人々の歓声を浴びながら処女航海に出ます。 その4日後の午後11時40分カナダのニューファンドランド沖で氷山に衝突し、翌15日午前2時18分に北大西洋の海へと沈没しました。衝突からわずか2時間40分の出来事でした。

約1500名が死亡する海難事故

タイタニック号の処女航海は2,224名の乗員のうち1,513名が死亡するという、当時世界で最も大きな海難事故となってしまいました。 死者が増えてしまった原因の一つは救命ボートの数が足りなかったことがあげられます。当初は48艘の救命ボートを積む設計でしたが、甲板が雑然として見栄えがよくないという理由から最終的に20艘しか積まれませんでした。 真夜中の北大西洋の海水はマイナス2度前後といわれ、海に取り残されたほとんどの人は低体温症や心臓麻痺が原因で亡くなりました。