株価が急落しているボーイング

ボーイング社の株価は3月20日現在も急激な下落を続けています。2月下旬には300ドルを超えていた株価も3月19日時点で100ドル以下まで落ち込みました。 株価下落の危機を受けた米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、同社の株の信用格付けをシングルAマイナスからトリプルBに下げる対応を行っています。

6兆円規模の支援を要請

ボーイング社は16日夜、米国政府に対し約6兆円におよぶ支援を要請していました。「航空業界が現在直面している困難を乗り越えるため、民間や公的な手当ては重要になる」と声明を出し、ボーイング社だけでなく航空業界全体への融資を要求しています。 19日には工場作業員の一時解雇を検討する等、ボーイング社の厳しい経営状況がうかがえます。

新型コロナウイルスと航空事故が逆風となっているボーイング

ボーイング社の業績低迷は新型コロナウイルスの影響だけでなく、過去2度の航空事故による737MAXの運行停止も響いています。元々下向きだったことに加え、今回起こった航空業界全体の危機が重なり、より強い逆風が生まれている状況です。