複数回に渡るカルロスゴーンの逮捕

東京地検特捜部はカルロス ゴーン氏を金融商品取引法違反、特別背任罪の容疑で逮捕しました。この事件でカルロス ゴーン氏は合わせて4回起訴されています。 カルロス ゴーン氏逮捕の疑惑とはどんなものか、その全容を見ていきます。

金融商品取引法違反

2018年12 月10日、東京地検は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で日産の元会長カルロス・ゴーン氏を逮捕、起訴しました。 カルロス・ゴーン氏は2011年3月期から2015年3月期までの5年間の報酬額99億9800万円を、有価証券報告書に49億8700円と虚偽記載をしていた疑いが持たれています。 また、同社前代表取締役のグレゴリー ケリー容疑者も同容疑で起訴され、日産自動車にも約24億2500万円の課徴金が科せられました。

特別背任罪

日産は4月22日、カルロス ゴーン氏に対し特別背任罪で東京地検に刑事告訴したと発表しました。 カルロス ゴーン氏は同年4月4日に逮捕されおり、これで4度目の逮捕となります。カルロス ゴーン氏は自身が中東に持つペーパーカンパニーに、日産の子会社「日産中東」を通じて同社の資金の一部を移した疑いが持たれています。 2015年12月から18年7月までに日産に計500万ドル(約5億6,300万円)の損害を与えたとされ、送金された金額の総額は3200万ドル(当時レートで35億円)に上っているとされています。