「コンセプト」の意味や使い方を紹介!類語や関連語まで解説!

ビジネス用語

2019年3月13日

みなさんは「コンセプト」の意味をご存知でしょうか?「コンセプト」は様々な使い方があります。それぞれについて今回の記事では具体例もつけて解説しております。さらに「コンセプト」の類語に関しても様々紹介していきます!この記事を読めば「コンセプト」に関する知識は十分でしょう!ぜひご一読ください!

「コンセプト」は「concept」に由来する

英語の「concept」は「概念・概要」という意味で「物事の大枠での解釈」と解釈することができます。 「コンセプト」という言葉は、日本語ではなく、英語です。しかし、日本のあらゆる場面で「コンセプト」という言葉が使われることもあり、和製英語のようなイメージを持っている人も多いかもしれません。

「コンセプト」の意味は「概念」

日本で使われている「コンセプト」は、英語の「concept」と、意味は同じですが、ニュアンスは若干異なります。 日本で使われる「コンセプト」は、「概念・概要」よりも、「考え方」「方針」に近いものです。 たとえば「この商品のコンセプトは近未来です」などとすることで、「近未来にありそうな物」という方針や考え方で作られた商品、と理解することができます。

「コンセプト」と「テーマ」の違い

「コンセプト」と「テーマ」の違いは「方針・考え方」と「軸となる主題」です。 「コンセプト」はその物事について、どのような考え方をするのか、というものであることに対して、「テーマ」はその物事の主な内容、を指します。 「今回の会議のテーマは新商品のデザイン選考、新商品のコンセプトは宇宙です」など、それぞれ別のものを表すので、混同しないよう注意しましょう。

「コンセプト」の例文

「コンセプト」という言葉は、他の単語に比べると捉えどころが難しく、理解するまでに少し時間がかかることもあります。 以下に「コンセプト」を使った例文をご紹介しますので、さまざまな角度から「コンセプト」の意味を確認しておきましょう。

例文①

・「コンセプト」を名詞として使った場合 「今回のコンセプトは高級感です。自分へのちょっとしたご褒美として購入してもらえる商品を販売しましょう」 「コンセプト」という言葉を名詞として使う場合は「~は」「~が」などの助詞と一緒に使うことになります。 また、助詞の後には形容詞が来ることが多く、「どういうものにしたいか、その方針」という意味で「コンセプト」を使うことができます。

例文②

・「コンセプト」を動詞として使った場合 「今年の我が社はワークライフバランスをコンセプトにするようだ」 「コンセプト」を動詞として使う場合は「~にする」「~とする」など、「する」と一緒に使うことになります。 「~に(と)する」前には、コンセプトにしたい物事や考え方を置き、物事の指針とする様子を表します。

例文③

・「コンセプト」を単語に含める場合 「デザインコンセプト」 「経営コンセプト」 「ブランドコンセプト」 「コンセプト」という言葉を、他の名詞と組み合わせて、一つの新しい単語とすることもあります。 この場合の特徴は、間に「の」を入れて不自然ではないことです。「デザインコンセプト」であれば「デザインのコンセプト」、「経営コンセプト」であれば「経営のコンセプト」など、違和感のない言葉となるものであれば、一つの言葉とすることができます。

「コンセプト」を用いた類語

「コンセプト」という言葉は、企業や店舗などで広く使われています。 「コンセプト」という言葉の意味をそのまま使っていることもあれば、「コンセプト」を婉曲的に理解して別の形にしている場合もあるでしょう。 以下では「コンセプト」を使った言葉や名称をご紹介します。

コンセプトカー

テレビCMなどでも耳にする「コンセプトカー」とは、その車を販売する自動車メーカーが「コンセプト」としているものを盛り込んだ、モデルカーのことです。メーカーが今もっとも作りたかった車、と解釈することもできます。 また、コンセプトカーには「試作車」という意味もあるので、「コンセプトカー」という言葉が使われるシーンによってどちらの意味の「コンセプトカー」なのかを判断することになります。

コンセプトシート、コンセプトデザイン

「コンセプトシート」とは、考え方や発想をまとめるフォーマットが入ったシート(紙)のことです。自分の頭の中にあるアイデアや方針を、コンセプトシートに書くことで、考えをまとめやすくします。 「コンセプトデザイン」とは、自分や企業のコンセプトを元に作ったデザインのことです。洋服や雑貨、車や住宅など、さまざまな分野で使われる言葉です。 「コンセプトデザイン」は「コンセプト」に合わせてできあがるデザインであるため、作成した人や企業の方向性が顕著に表れていることが多いものと言えます。

コンセプト居酒屋、コンセプトバー、コンセプトカフェ

飲食業界でも「コンセプト」という言葉を使ったものが多く存在します。 「コンセプト居酒屋」とは、ただの居酒屋ではなく、決められたコンセプトを前面に大きく打ち出している居酒屋のことです。 「忍者居酒屋」や、「ホラー居酒屋」「監獄居酒屋」など、普通の居酒屋では味わえない雰囲気を売りにしています。 「コンセプトバー」や「コンセプトカフェ」も同様です。普通のバーやカフェにはない発想で、独特の雰囲気を楽しむことができます。 「研究所バー」などでは、お酒がビーカーやフラスコで出されたり、「こたつカフェ」ではこたつに入りながらコーヒーやスイーツを楽しむことができます。

コンセプトルーム

「コンセプトルーム」とは、特別な施しがされているホテルの部屋のことです。その部屋でしか味わえない特別な雰囲気を演出している部屋を指します。 アニメのヒーローがコンセプトとなっているコンセプトルームでは、アニメの中に入り込んだような感覚を味わえる、などがコンセプトルームの特徴です。 コンセプトルームは、高級な部屋とは限らず、あくまでも部屋の特徴によってそう呼ばれます。

コンセプトの類語は「観念」「構成」「発想」

「コンセプト」という言葉にはいくつかの類語があります。主には「観念」「構成」「発想」などです。 「観念」とは、その物や事柄について持つ意識や思いを表します。「構成」は観念に比べるとやや具体的で、意識や思いを実現するための現実的な骨組みのことです。「発想」は物事を考える方向性のことで、思いつきを形にすることを表します。 いずれも「コンセプト」の「考え方・方針」と近い意味を持つ類語です。「コンセプト」とのニュアンスの違いを意識しながら使い分けると良いでしょう。

まとめ

「コンセプト」という言葉は、頻繁に耳にしすぎて、そもそもどういう意味なのかということがわかりにくくなる言葉とも言えます。 まずは「コンセプト」の意味を把握し、その後は例文を参考にしながら、自分の「コンセプト」を言葉にしてみましょう。使い続ける内に「コンセプト」という言葉が持つ、それぞれの役割がわかるようになります。


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