例②面目躍如を果たす

「面目躍如を果たす」は、その人が何かの役割を終えて、自分自身や自分がかかわった周囲への面目が保たれたことを表す言葉です。 ・皆さまのお力添えによって、弊社社員も何とか面目躍如を果たすことができた、と言えそうです。 「面目躍如」という言葉は、周囲や世間の期待通りの活躍を表す言葉ですが、その中には「跳ね上がるような勢いで」という意味もあります。そのため一般的には自分や自分の身内について使うことはありません。 しかし何か大きなことを成し遂げた場面などでは「~と言って良いでしょう」「~と言えそうです」など、控えめな表現と一緒に使われることもあります。

面目躍如の類語

(画像:Unsplash

「面目躍如」には、似た意味を持ついくつかの類語があります。今回はその中から「名誉挽回」「本領発揮」「面目一新」の3つについて解説します。 それぞれの類語と「面目躍如」の違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

類語①名誉挽回

「名誉挽回(めいよばんかい)」とは、一度失った名誉を取り戻すという意味です。何らかのできごとや事情によって、それまで築き上げて来た信頼や信用を失ってしまった人が、努力をすることでもう一度それらを取り戻した様子を表します。 「面目躍如」は、周囲や世間の期待通りの活躍をするという意味であり、面目や名誉を失ったという意味は含まれていません。「名誉挽回」は「過去または現在に失った名誉を取り戻す」、「面目躍如」は「現在の評価通りの活躍をする」と、それぞれのスタート時点の評価に違いがあります。

類語②本領発揮

「本領発揮(ほんりょうはっき)」とは、その人の能力や実力を充分に出すという意味です。それまで出されていなかった、その人の本当の力が、これからいよいよ発揮されるというニュアンスを持っています。 「面目躍如」は、周囲や世間の期待通りの活躍をするということで、その活躍は本領発揮がされたことによるものかもしれません。しかし「力を出す」と、「期待通りの活躍をする」では意味が違います。 つまり「本領発揮」が「面目躍如」の要素のひとつとなることはあっても、言葉の意味自体は同じではないということです。