sticky(スティキー)の特殊な意味をスラングで使いこなそう!

ビジネス英語

2019年3月9日

「sticky」という言葉はどのように使うのでしょうか?実はこの言葉は基本的な意味から派生して様々なシーンに応用が可能です。 今回の記事では実際に例文を通じて「sticky」の多様な使い方に触れていきます。熟語についても紹介するのでこれを機に実践の現場でも活かしてください!

「sticky」の意味は「べたつく」

「sticky」は「べたつく」という意味を持った英単語です。主に不快な印象を受けるときに使うのでものに対してはさほど使用しません。 とはいえ「sticky」は「粘着性がある」という意味も持っているため、物の特性を表すときなどは「sticky」を使って具体的に説明をすることもできます。 また、ネガティブな意味以外に「sticky」にはポジティブな意味のスラングもあるため「stickyは不快な時だけに使う」と思い込まず、どういった意味で使われているか、周りの文脈から判断していく必要があります。

「sticky」の隠れた意味

「sticky」には「べたつく」以外にも、本来の意味から派生した様々なスラングがあります。 ここからは「sticky」の隠れた意味について解説していきますので参考にしてください。

「面倒な」

「sticky」と言う言葉自体が持つ不快なイメージを合わせ、「sticky」が「面倒くさい」という意味を示すこともあります。 「sticky」を「面倒な」という意味で使う時は形容詞になりますので、 ・sticky homework (面倒な宿題) ・come to meet a sticky effect (面倒な結果になった) といった形で使います。スラングとしての意味合いなのでビジネス文章の作成など公的な場面で使うのは避けてください。

「暑苦しい」

また「暑苦しい」という意味もあります。特に蒸し暑い日が続く日本であれば、「蒸し暑くて不愉快」という気持ちを表現するのに便利でしょう。「暑苦しい」という意味での「sticky」は以下のように表現します。 ・Sticky weather continues. (暑苦しい日が続いている。) 同意語としては蒸し暑いことを示す「humid」「muggy」が利用できます。「sticky」を「暑苦しい」という意味で使うのは口語表現なので、文章には使わないよう心がけましょう。

「気難しい」

「sticky」は「気難しい」「なかなか〜しない」という意味も持っています。 「なかなか~しない」という意味で使いときは「sticky about…」の形にして、 ・He sticky about giving me break. (彼はなかなか私に休憩を取らせてくれない。) といったように使います。「sticky」以外に「気難しさ」を表す英単語としては「difficult」「crusty」「grouchy」などがありますが、「sticky」はスラングですので少し軽い印象があります。

「魅力的な」

今までの意味とは打って変わり、「sticky」には「魅力的な」という意味もあります。「べたべたした」という意味が「離れられないほど魅力的」と変わっていったのです。 ・He developed a sticky application for a new project. (彼は新しいプロジェクトのため、魅力的なアプリケーションを開発した。) 例文のように辞めたくてもやめられない、中毒性の高いサービスや商品に使われます。

「sticky」の熟語

「sticky」のスラングに加え、基本的な熟語を抑えれば使い方の幅も広がります。 ここからは「sticky」の熟語を3つ解説していくので英会話の参考にしてください。

「sticky note」

「sticky note」とは、「ふせん(付箋)」のことを指す名詞です。ベタベタして離れない、という意味をもつ「sticky 」と、「文字を書くもの」という意味の「note 」が合わさって出来た言葉です。 「sticky note」は基本的に「ふせん」と言いたいときにいつでも使えますが、文章中で「sticky 」と「note」を離して使ってしまうと、「ふせん」という意味にならなくなりますので注意が必要です。

「sticky rice」

「sticky rice」とは、日本で言うもち米のこと。直訳すると「べたべたしたお米」となり、ふつうのお米よりもちもち感が強いお米を指して言います。 もち米を料理として出すエリアは海外にも多いので、海外のレストランでも使える言葉です。 また、「sticky rice cake」はねばねば感の強いお餅のことをさすので、海外の方に日本食の説明をするときなどに使えます。

「sticky wicket」

「sticky wicket」とは、「苦しい状況」「困難な状況」を指す口語表現です。もともと「wicket」とは、クリケットなどで使われる「投球場(打者の立つ位置)」のことです。 「べたべたした」「どろどろとした」という意味をもつ「sticky」と「wicket」を合わせて、「(どろどろした)コンディションの悪い投球場」という内容が転じて、「状況が困難」「状況が悪い」という意味を示すようになりました。

まとめ

「sticky 」には本来の「どろどろした」「べたべたした」から派生した様々なスラングがあります。 本来の意味と合わせ、スラングも押さえておけば自分の感情をより豊かに表現できますので、英語を勉強中の方はぜひ押さえておいてください。 スラングは基本的に口語で使うものですので、正式な文章ではなく、会話の中やカジュアルな文章中で生かすようにしましょう。


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