アベノマスク配布開始で業者が在庫処分に走った可能性

安倍晋三首相は布マスクの配布はマスク不足解消に一定の効果があったとして、海外のパリやシンガポールなど日本と同様の政策を行った国を例に出し、その効果の程を強調しました。 菅義偉官房長官もアベノマスク配布開始で業者が在庫処分に走ったことで、市場価格を下げるという成果があったと語っています。しかしアベノマスクの供給は全国の世帯の4%ほどしか配布されておらず、効果を疑問視する声も上がっています。

これまでマスクを扱っていなかった店も販売

ゴールデンウイーク以降から急速にマスクが出回り始め、これまでマスクを扱っていなかった洋服店や雑貨店の店頭にも並ぶようになりました。輸入雑貨を扱う店舗では取引先の輸入業者からマスクを仕入れ海外ブランドのマスクを販売しています。 ただ中国製など海外のマスクよりも日本製のマスクを買い求める人が多く、200円∼300円程度割高になっても日本製を選ぶ人が多いようです。

今後マスクの価格はどうなる?

マスクの値段は平時の価格帯に戻りつつあり、東京都の新大久保では外国人の転売ヤーが仕入れたマスクの投げ売りを始めており、マスクの転売ビジネスも終わりを見せています。しかし今後外出自粛が緩和されマスク需要が増えることで再び高騰する可能性もありそうです。

自粛緩和による需要増で高騰する可能性

政府は今月末まで外出自粛を延長すると発表していますが、自粛緩和により飲食店やショッピングモール、また旅行に出かける人が多くなるとマスク需要が増えることが予想され再び価格が高騰する可能性があります。 疫学の専門家によると現状行われている人の移動制限を緩めると、リバウンドで感染数が増えることが予想されるためマスクの着用は続けるべきだとしています。