三重県の技能実習生の殺人事件でミャンマー人の犯人が逮捕
三重県の技能実習生殺害でミャンマー人の同僚を逮捕
- ミャンマー人実習生が刃物で刺され死亡
- 人手不足解消のため外国人労働者受け入れを拡大
- 事件の背景は外国人の雇用環境か
外国人技能実習生同士のトラブルか
2月17日朝、三重県四日市市の塗装会社従業員寮でミャンマー人の技能実習生が死亡しているのが発見されました。三重県警は殺人事件とみて、一時行方が分からなくなっていた同僚のミャンマー人技能実習生を逮捕しました。
犯人はカン・ジョ・テッ容疑者で指名手配されていた
逮捕されたのは、ミャンマー人の技能実習生、カン・ジョ・テッ容疑者です。報道などによると、テッ容疑者は2月16日の夕方、塗装会社の食堂で同僚のエイ・テツ・ジョーさんを刃物で刺すなどして殺害したとみられています。 事件後、テッ容疑者は姿をくらましたため、警察は殺人容疑で指名手配しましたが、18日午前0時頃、塗装会社の前の路上で立っていたところを逮捕されました。 2人は塗装会社で技能実習生として働いていたそうです。
エイ・テツ・ジョーさんは背中を刃物で刺され死亡
殺害されたエイ・テツ・ジョーさんは塗装会社の2階にある食堂で発見されました。17日朝になって気づいた会社関係者が110番通報しましたが、既に亡くなっていたそうです。 発見されたとき、ジョーさんは血を流していて、背中には刺し傷がありました。死因は出血多量です。 会社の関係者によると、2人は1カ月ほど前からこの会社で働いていて、事件のあった16日は休みでした。2人が喧嘩をしていたという情報もあります。