苗山事件の謎

事件の謎は大まかに3つあります。どんな理由で途中で別人と入れ替わったのか、どうして1人目と2人目で発言に矛盾があるのか、そしてなぜ地震直後に不通の起きていた現地と電話が通じたのかという点です。 詳細を見ていきましょう。

電話のインタビューに「苗山」さんが対応

電話のインタビューに答えた1人目の人物は、自分のことを苗山と名乗りました。苗山さんは50代前後の男性と見られており、非常に落ち着いた声で、アナウンサーの質問に1つ1つ丁寧に返答していました。 ところが苗山さんの声は役場の停電について答えたことを最後に、数秒間途切れてしまいます。そして通話が戻った時にはまったく別人になっていました。

沈黙の後に、苗山さんとは違う男性の声に変わる

電話の声が変化したのは、中継が始まって2分が経過した頃です。停電に回答していた苗山さんの声が、不自然に沈黙してしまいます。 数秒後、電話の声は苗山さんよりも高く、ハキハキ喋る男性のものに変わっていました。この事件は1人目と2人目で声と口調に明かな違いがあることから、謎めいた放送事故として徐々に有名になっていきました。

電話を誰かと変わったかNHKが尋ねると否定

電話の声が別人に変わったことは、インタビューしていたアナウンサーも気づいたようです。アナウンサーは声が変化した後電話の担当が変わったかどうか2回を尋ねています。2人目の声は別人になったことを否定、あるいは沈黙で返し、あくまでも苗山さんだとし続けました。 なぜ同一人物と押し通したかは不明ですが、少なくとも207年に苗山という人物が中能登町役場にいたことは間違いないようです。