御意とは

「御意」という言葉は主に時代小説やテレビドラマ、または映画などの中で見聞きされます。「御意」は日本で古くから使われる言葉ですが、基本的には現代の日常生活ではさほど使われません。しかし、それだけに「御意」の意味や使い方を知っているだけで言葉に精通した知識の豊富な人と思ってもらえます。 以下では「御意」の読み方と意味、由来などについて解説します。

御意の読み方は「ぎょい」

「御意」の読み方は「ぎょい」です。とても短い言葉であるためアクセントやイントネーションに迷いやすい言葉ですが、アクセントは「ぎょ」にあります。「ごい」「おんい」などはいずれも読み間違いで、「御意」の読み方は「ぎょい」のみです。 「御」は「おん」「ご」とも読む字で、人を尊敬する意味が込められています。「意」は「い」「おもう」と読む字で、人の心の動きや物事の意味などを指します。

御意の意味は「かしこまりました」

会話で使われる「御意」の意味は「かしこまりました」です。目上の人の意見や考えに賛同する意味で使われます。 「御意」という言葉自体は「目上の人の意見」そのものを指します。そのため「御意」または「御意にございます」と言えば「あなたの仰る通りです」と相手の意見に賛同したこととなり、結果として「かしこまりました、仰せの通りにいたします」という意味として伝わるのです。 他にも「御意に召す」は「(目上の人が)気に入る」、「御意を得たい」は「(目上の人に)お目にかかりたい」などさまざまな使い方ができます。

御意の由来

「御意」は「目上の人の意見=御意見」という意味の言葉であり、人が意識的に作り上げた言葉ではありません。そのため言葉の由来は明確ではありません。 「御意」が使われ始めたのは、鎌倉時代以降と言われており江戸時代では一般的に認識されていました。基本的には役人以上の位で使われていた言葉で、当時は一般町民の間では使われていませんでした。 現代でも主にビジネスシーンで目上の方に向けて使われていますが、映画や小説の影響もあり気兼ねのない付き合いをしている者同士で「御意」を使うこともあります。