レストランなど様々な施設を兼ね備えていた

ホテルニュージャパンは宿泊施設以外にレストラン・料亭・オープンカフェ、ショッピングアーケード、ナイトクラブなどの施設を備えていました。 宿泊施設と高級な日本の料理が楽しめる料亭を備えていることからホテルニュージャパンのことを「リョーテル」と呼ぶ人もいました。 また、西洋の文化を取り入れたデザインのレストランなど日本風と西洋風を融合したようなホテルの造りでした。外観も今までにないY字型でした。

ホテルニュージャパン火災の概要

(画像:Unsplash

ホテルニュージャパン火災ではなぜ、火災報知機や煙感知器、館内放送設備が機能しなかったのでしょうか。 また、火災の出火の原因はなんだったのか、火が一気に燃え広がった理由、どんな人たちが宿泊していて何名ぐらいが犠牲になったのかなどの真実を明らかにしていきます。

宿泊客の多くは外国人であった

当時ホテルには442名が宿泊していました。火災の現場となった9階と10階には103名が宿泊していました。 103名のうち61名が台湾や韓国から札幌市の大通公園などで行われていた雪で作られた彫刻を楽しむ「さっぽろ雪まつりツアー」の宿泊者でした。

イギリス人宿泊客の寝タバコが出火の原因

ホテルニュージャパン火災の出火原因はイギリス人男性の寝煙草でした。9階に宿泊していたイギリス人は泥酔状態でした。 男性は寝煙草による小火(ぼや)に気が付いて一応の消火行動をしていました。男性は火が消えたと判断して再び寝込んでしまっていました。 部屋から煙が出ていることに気がついたのが、2月8日午前3時24分ごろに9階にある仮眠室に向かっていたフロント係でした。火は完全には消えてはいなかったのです。