年収103万以下の場合は所得税なし

年間に受け取った給料が103万円以下なら税金を支払う必要はありません。所得税は支給された給料から控除額を差し引いた金額に応じて決定します。 つまり控除される金額の上限が103万円となるので、実際に受け取った金額ではありません。なお控除される金額は給料から計算される一般控除(上限55万円)と扶養家族の人数によって決まる特別控除(上限48万円)の合計です。

所得税の払い戻しの手続き

所得税は年度ではなく暦年で算出されます。1年間のうちでさまざまな用件により控除される金額が変更となる場合もあるでしょう。控除額が変更となれば納税額も変更となりこともあります。正しく納税するためにはどういった手続きが必要となるのでしょうか。

給与所得者の扶養控除等申告書を提出している場合

所得税はその年の年収によって決まります。しかし実際に支払っている時には正確な年収がわかりませんから、仮の金額を支払っているといえます。そのため年収を調整する必要があります。 このとき給料から控除される金額の異動状況を表すのが給与所得者の扶養控除等申告書です。つまりこの書類を会社に提出しておけば自動的に払い戻しが行われます。

提出していない場合、確定申告を自分で行う

扶養控除等申告書は年末調整で提出するのが一般的です。事情があって提出できない場合、確定申告を行わなければなりません。手続きは税務署で行いますが、e-taxシステムでも可能です。 期限は例年3月中旬になります。ただしコロナショックなど国民生活に大きな影響を及ぼす事態には延期もあり得ますから絶えず確認しておきましょう。