精神疾患のあった長女を監禁し凍死させた柿元泰孝被告と柿元由加里被告

事件が発覚したのは2017年12月23日のことです。当時大阪府寝屋川市に住んでいた柿元泰孝被告と柿元由加里被告が、長女が凍死していると自首して明るみに出ました。 長女は自宅敷地内のプレハブ小屋で、10年以上も監禁されていたとのことです。長女は統合失調症で暴れることもあったことから、家族への危害を防ぐために隔離されていたようです。

療養目的と弁護側は反論も認められず

長女は15歳の時に統合失調症を患い、自傷行為や家族に暴力をふることも多かったようです。長女が発作的に全裸で外に出ることや、外部の音に著しく反応することから、両親は彼女をプレハブ小屋に隔離したと供述しています。 弁護側は裁判で長女の監禁について、本人の希望に沿った療養目的だったと無罪を主張しました。裁判所は弁護側の主張を受け入れず、検察の求刑通り有罪の判決を下しました。

疾患を持った家族に対する接し方は社会問題に

精神疾患に対する社会的認識が不足していることから、身内に精神疾患を持つ家族にはかなりの負担がかかっています。その結果、寝屋川監禁事件のように患者と家族に深刻な問題が発生することもあります。非人道的扱いは許されることではありませんが、病院や施設などの現場ではどんな問題があるのでしょうか。