クリティカルの意味を解説!使い方を例文と合わせてご紹介します!

ビジネス用語

2019年3月14日

クリティカルの言葉の意味をご存知でしょうか。昔から聞き慣れた言葉でも実際の使い方をご存知の方は少ないかと思います。 今回の記事ではクリティカルの実際の使い方を例文を交えて紹介します。また、ビジネス用語もご紹介しますので実践にいかせるようご一読ください。

クリティカルとは

クリティカル

ビジネスシーンで「クリティカル」という言葉は頻繁に使われますが1つの単語に全く異なる意味があるのでどの意味で使わているかを文脈から判断する必要があります。 ここではその意味と英語圏での「Critical」の使い方について例文も交えて説明します。

クリティカルの基本の意味は「批判的、重大な」

「クリティカル」には「批判的、重大な」という全く異なる2つの意味があります。 ・新しい事業計画をクリティカルに評価して再考しよう。 ・資金不足はすぐに解決すべきクリティカルな問題だ。 1つ目は「批判的」、2つ目では「重大な」という意味で使われていますが、それぞれ前後の文脈からどちらの意味で使われているかが判断できます。 ビジネスシーンでは頻繁に聞く単語なので、意味の取り違いがないように注意が必要です。

クリティカルの英語は「critical」

「critical」は「批判的な、批評の、危機的な、重大な」という意味がありますが、日本で使う場合と全く同じ意味になります。 ・We have to solve this critical problem. (私たちはこの重大な問題を解決する必要がある。) ・Review your idea with a critical attitude. (あなたのアイデアを批判的に見直してみてください。) 上記のように「Critical」がどちらの意味で使われているか注意して聞き取ってください。

ビジネス用語としてのクリティカルの使い方と例文

ビジネス

「クリティカル」という言葉は単体でも使われますが、他の単語と組み合わせて様々な概念を表す言葉になります。 ここでは「クリティカル」を含む、ビジネスシーンでよく見る4つの単語について例文を交えて説明します。

クリティカル シンキング

「クリティカルシンキング」とは物事を批判的に考える思考のことで、ビジネスで高い成果を生むアイデアや事業計画を考えるためには必要不可欠な思考法です。 ・視野を広げるためにクリティカルシンキングを身に付けた方が良い。 「批判的」という言葉から粗探しをするという意味で考える人もいますが、そうではなく思考の抜け・漏れ・偏りがないかを確認して、そのアイデアを発展させるために建設的に考えるのが「クリティカルシンキング」です。

クリティカルチェーン法

「クリティカルチェーン法」とはタスク量に対してリソースが不足している場合のプロジェクト管理手法のことです。 ・プロジェクト管理にクリティカルチェーン法を使う。 タスクを組む際は多くの人が時間的に余裕を持って計画を立てますが、その余裕の時間(バッファ)を抽出して最速でプロジェクトが完了する時間とバッファを把握し、適切に人的リソースを配分しながらプロジェクトを管理するのが「クリティカルチェーン法」です。

クリティカル パス

「クリティカルパス」とはプロジェクトリソースが潤沢にある際のプロジェクトの実施手順ことをいいます。 ・プロジェクト参加者が沢山いるのでクリティカルパスで考えれば大丈夫だ。 「クリティカルパス」の場合はプロジェクト参加者が沢山いるので人員配分は考えず、単純に「タスクAが完了したらタスクBに着手できる」と言ったタスクの実行手順のみを考えてプロジェクトを管理することが出来ます。

クリティカルマス

「クリティカルマス」とは商品・サービスの普及率が一気に跳ね上がるポイントのことです。 ・クリティカルマスへのサービス普及を目指そう。 エベレット・ロジャースの「普及率16%の理論」に基づけば、市場の全体の16%に普及するとその後爆発的に普及することが期待できると言われます。 「16%の普及率」には「キャズム」と呼ばれる市場普及における溝が存在し、これをクリアすると「クリティカルマス」が達成されてその後急速にシェアが拡大します。多くの商品・サービスはこの溝を超えられずに撤退していきます。

IT用語としてのクリティカルの使い方と例文

IT業界

IT業界特有の用語に「クリティカルセクション」や「クリティカルエラー」という用語があります。 どちらの用語でも「重大な、重要な」と言った意味で「クリティカル」が使われていますが、それぞれの用語の意味を説明していきます。

クリティカル セクション

「クリティカルセクション」とは、複数の人が同時に何らかの処理を実施した場合に破綻をきたしてしまう領域のことです。 ・クリティカルセクションに排他制御をしておく必要がある。 たとえば2人の人が10万円が入っている銀行口座から全く同じタイミングで10万円を引き出そうとした場合に、排他制御がされていないと合計で20万円が引き出せてしまいます。 そうしたシステムエラーが起きうる箇所には排他制御をして、最初の1人以外の処理が反映されないようにする必要があります。

クリティカル エラー

「クリティカルエラー」とはソフトウェアなどが復旧不可能になるような致命的なエラーのことです。 ・クリティカルエラーによってソフトウェアが使えなくなってしまった。 クリティカルエラーが発生するとパソコンの作動が継続不可能になったり、その原因になったソフトウェアの仕様ができなくなります。 このエラーへの対処法として「クリティカルエラーハンドラー」が開発され、使用不可能になったパソコンやソフトウェアのエラー原因の特定や修復作業が行われることがあります。

看護医療領域のクリティカルの使い方と例文

医療

医療分野にも「クリティカル」が含まれる専門用語があります。 「クリティカルケア」という医療用語は重篤な患者向けに実施される特別な処置ですが、この言葉の使い方や具体的にどのような処置なのかをご紹介します。

クリティカルケア

「クリティカルケア」とは「集中治療」と訳され、、重篤な病状にある患者に対して主にICU(集中治療室)で行われる処置のことを言います。 ・容態が急変した患者にクリティカルケアを行った。 クリティカルケアは呼吸器・循環器・血液循環・腎臓機能・消化器・神経など人の生命維持に重要な機能に以上が発生した際に行われます。 患者の容態急変や一刻も早い回復のために24時間体制で患者を観察して回復に向けた処置を行っていきます。

その他のクリティカルの使い方と例文「クリティカルヒット」

クリティカルヒット

日常生活でもっとも耳にするのが「クリティカルヒット」ですが、これは「致命的な一撃」と考えるとわかりやすいです。 コンピューターゲームであれば受けるダメージが大きくなる攻撃に使われたり、スポーツであれば野球でダメ押しの得点を相手に許してしまうヒットのことを言います。 どちらの意味でも「重大な」という意味で「クリティカル」が使われていて、決定的な場面を表現するのに使われます。

まとめ

まとめ

会話の中で「クリティカル」が出てきた時は「批判的な」と「重大な」のどちらの意味で使われているかを文脈からから判断すると良いです。 「批判的な」という時は人の意見に関わる文脈で使われ、「重大な」の場合はそれ以外の文脈で使われるので、この点を意識すれば簡単に意味を判別できます。ぜひ実践してみてください。


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