東京オリンピック誘致の収賄疑惑の概要

現在、東京オリンピック関連の収賄疑惑は2つ浮上しています。1つは2019年の元JOC会長竹田恒和氏が、約2億3千万の一部をIOCの委員に支払った疑惑です。もう1つは、今年3月末に発覚した元電通専務の高橋治之氏が、JOCより約9億を受け取った疑惑です。

竹田恒和氏が2億3千万をディアク親子の会社に支払い

竹田恒和氏は2013年、国際オリンピック委員会(IOC)委員だった、元国際陸上競技連盟(WA・前IAAF)前会長のラミン・ディアク氏とその息子に対し、2億3千万円を支払ったとされています。ただし竹田恒和氏側もディアク氏側も疑惑は否定しており、あくまで正当な活動の費用との主張です。 ラミン・ディアク氏は、東京へのオリンピック誘致を支持していました。

フランス司法当局が贈収賄の疑いで調査

竹田恒和氏の案件に関しては、フランス司法当局が本格的な捜査を行う等、国際的な問題になっています。 フランスの検察は最初からこの案件を調べていたわけではなく、ロシアが実施したとされる賄賂疑惑を捜査していました。ロシア側がドーピングの事実を隠匿・黙認してもらうために、ディアク氏と息子に金銭を渡していたのではないかという疑いです。 その過程で、竹田恒和氏による東京オリンピック招致疑惑が浮上し、追求が始まりました。