不倶戴天を使った表現

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「不倶戴天」には一般的に使われる表現があります。それが「不倶戴天の敵」と「不倶戴天の決意」です。 ここでは「不倶戴天の敵」と「不倶戴天の決意」について、具体例をあげながらその意味を解説します。ゲームや漫画でもよく登場する言葉ですので、正しい意味を理解しておきましょう。

不倶戴天の敵

「不倶戴天の敵」は「どうしても許容できない敵」を指します。 ・社長をだましてクライアントを奪った元専務は、わが社にとって不倶戴天の敵です。 ・彼はついに親の代から続く、不倶戴天の敵と対峙しました。 「不倶戴天の敵」は「同じ世の中に存在することすら許せない相手」という意味で用いられます。強い憎悪を感じさせる表現です。

不倶戴天の決意

「不倶戴天の決意」は「深く恨み続けること」を表しています。 ・不倶戴天の決意で、根も葉もない噂を流し私を失脚させた彼に復讐を果たすと決めています。 ・主君を討ち取られ藩をつぶされた家来たちには、不倶戴天の決意だけが残されました。 この「不倶戴天の決意」には、相手への憎悪だけでなく強い執念も感じられます。忠臣蔵の四十七士に「不倶戴天の決意」と同じ意味で「不倶戴天の志」という言葉が登場します。

不倶戴天の類語

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「不倶戴天」の類語は一つではありません。「天敵」や「怨敵(おんてき)」「恨み骨髄に徹す」「相容れない」といった表現が、「不倶戴天」の類語にあげられます。 ここでは「天敵」と「怨敵」を取り上げ、例文を交えてその使い方を解説します。適切に使い分けできるよう、例文も合わせて頭に入れておきましょう。