K-1開催に賛否両論
1分でわかるニュースの要点
- 格闘技イベントK-1が22日に開催された
- 新型コロナの影響で世界的にイベントは自粛されている
- K-1運営だけでなく日本政府や埼玉県へも賛否両論
K-1開催に対し政府と埼玉県は自粛を求めていた
22に開催されたK-1イベントは、日本政府と埼玉県によって繰り返し自粛を求められていました。K-1実行委員会は万全の感染対策を強調していますが、クラスター感染の危険性が指摘されています。
自粛要請には従わず6500人規模で開催
3月22日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナにて、かねてから予定されていたK1 WORLD GPが開催されました。2019年には1万人以上集まりましたが、今回は約6500人が来場したとのことです。 西村康稔経済再生担当相と大野元裕埼玉県知事は、イベントを自粛するように繰り返し要請してきましたが、K-1実行委員会は強行した形です。
クラスター(集団感染)の危険性も
新型コロナウイルスは感染者のくしゃみや咳による飛沫感染、だ液に触れた手指で目や傷に触る接触感染で広がるとされています。さらに閉鎖空間で大人数が感染することを、特にクラスター(集団感染)と言います。 日本では現在、このクラスター型のオーバーシュート(爆発的感染増加)を防ぐことが課題となっていますが、K-1イベントではクラスター発生の危険性が指摘されています。試合に興奮した観客の歓声から、他の観客に飛沫感染する可能性が高いためです。