危惧の類語は「懸念」

「懸念(けねん)」とは「気にかかって不安を感じ続けること」「執着すること」という意味です。 それぞれの漢字は「懸(心に引っかかること)」「念(気をつけること)」という意味なので、「常に心のどこかで不安を感じている」という意味になります。 「危惧」も将来への不安を感じていますが、「常に不安を感じる」と表現したい場合は「懸念」を用いた方が、正しい言葉の使い方になります。

危惧の類語は「憂慮」

「憂慮(ゆうりょ)」とは「心配すること」「思いわずらうこと」という意味です。 それぞれの漢字は「憂(心配する、うれう)」「念(注意深く考えを巡らす)」という意味なので、「憂慮」は「心配して注意深く考えを巡らす」というニュアンスになります。 「危惧」も将来の不安について考えていますが、「あれこれ考えを巡らす」というニュアンスを伝えたい場合は、「憂慮」を使った方が正確な表現になります。

危惧の対義語

危惧の対義語

危惧の対義語(画像:Unsplash

「危惧」「懸念」「憂慮」のそれぞれのニュアンスには「常に不安を感じる」ことや「考えを巡らす」と言った違いがありました。 ここからは「危惧」の対義語に当たる日本語を2つ紹介します。どんな点が対義語となっているのかを確認しながら読み進めていきましょう。

危惧の対義語は「安堵」

まず1つ目の対義語は「安堵」です。 「安堵」の意味は「不安がなくなり、安心すること」です。「安」は「安心する」という意味で、「堵」は「心に煩うことがなく安心して暮らす」という意味です。 「危惧」は将来のことに不安を感じていましたが、「安堵」では既に不安が取り除かれて、思いわずらうことが無く安心して暮らしています。「未来と現在についての感情」「不安の有無」という2つの点で意味が異なります。