ブラックパンサー党の実態を解説!黒人解放を目的とする団体だった?

経済

2019年9月15日

かつてアメリカに「ブラックパンサー党」という政治活動をする団体がありました。日本人には実感が薄い人種差別撤廃運動ですが、人種問題は忘れてはいけない人類共通の課題です。今回ビジキャリではこの「ブラックパンサー党」をとりあげます。これが生まれた背景や結末まで迫ります。

1分でわかるブラックパンサー党

ブラックパンサー党とは、1960年代から70年代にアメリカで活動していた黒人民主主義や黒人解放を訴えた政治活動団体のことです。創設者はアメリカ、カリフォルニア州のヒューイ・P・ニュートンとボビー・シールです。ブラックパンサー党の始まりは黒人ゲットーの自衛のためでした。 ブラックパンサー党の党員は、アフロヘアーと黒い皮のジャケットとズボン、そして黒のベレー帽を被って活動していました。

ブラックパンサー党とは

  • 黒人民主主義や黒人解放闘争を展開した政治活動団体
  • 黒人ゲットーを守るために創設
  • 全身黒の特徴的なファッションだった

ブラックパンサー党は黒人解放を目的とした政治団体

ブラックパンサー党は黒人の解放のために尽力した政治活動団体です。その活動の背景には1960年代から勢いづいた黒人の人種差別撤廃運動があります。 ブラックパンサー党の主な活動目的は貧困で苦しむ黒人達を支援することでした。食料の支給や病院の設立など黒人へのサポートを徹底して行っていました。 その反面時には武器をもち過激なパフォーマンスを行い人民に対し黒人解放訴えかけました。これはマルコムXの攻撃的黒人解放活動に影響を受けたためです。

ブラックパンサー党の概要

ブラックパンサー党は結成以来勢力を拡大し続け、当初は400人程度でしたが、全盛期は5000人規模の政治活動団体にまで成長しました。 力を持ったブラックパンサー党は共産主義を掲げ、資本主義国家であるアメリカと政治的に対立しました。その結果アメリカの大きな政治的圧力によって壊滅に追い込まれるのです。

1967年に結成

ブラックパンサー党は1967年にアメリカ、カリフォルニア州で生まれました。 創設者のヒューイ・P・ニュートンとボビー・シールはブラックパンサー党結成前は、共に貧困対策センターで働いていました。 そこで黒人達が警察官から暴力を受けていると知り、警察官の暴力行為に対する調査機関を設けるなどの働きかけを行いました。この活動がきっかけとなり、ブラックパンサー党が生まれたのです。

ブラックパンサー党の方向性

ブラックパンサー党には結成当初から「十項目綱領」が定められていました。その内容は主に、黒人社会の安定に尽力すること、黒人解放に力を惜しまないこと、アメリカの黒人差別をよしとしない、などが書かれています。この「十項目綱領」がブラックパンサーのベースとなる活動方針となっています。 また、黒人解放運動家のマルコムXの影響も多大に受けており、攻撃的な政治活動家の一面も持っています。

1/2

続きを読む

関連記事