野暮(やぼ)の意味②「洗練されていなかったり垢抜けていない様子」
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「野暮」の2つ目の意味は「洗練されていなかったり垢抜けていない様子」です。ばかにするもしくは擁護するような、笑いを含んだニュアンスがあります。 この意味で使われる場合の野暮の例文や英語表現、「野暮ったい」というよく使われる慣用句を紹介します。
野暮の意味②の使い方と例文
洗練されていないという意味で使われる場合の「野暮」の例文は下記の通りです。
例文
- 君が服装に頓着しないのは理解してるが、一応お祝いの場なんだから、あまりにも野暮な服装は勘弁してくれよ。
例文
- わざわざそんなことを言うのは野暮ってもんだ。
2つ目の例文のように、「野暮」は気が利かない様子をとがめる時にも使われます。「野暮」と言うことで、非難を和らげ軽快なニュアンスを持たせることができます。
野暮の意味②の英語は「unrefined・unpolished」
洗練されていないという意味の「野暮」の英語の表現は「unrefined・unpolished」で例文は下記の通りです。
「unpolished」には「粗野な・粗暴な」というニュアンスもあります。
野暮ったい
「野暮」には「野暮ったい」という慣用句があります。「野暮ったい」とは野暮な感じや様子を表す言葉で、現代語の「ダサい」に近い表現です。例文は下記の通りです。
例文
- このコート、ちょっと野暮ったくない?
例文
- 野暮ったい身なりをしているが、彼は実は著名な音楽家だ。
「野暮ったい」というと、性格や人柄といった内面よりも、服装や小物など外から見てわかるものを指します。「似合っていない」と似た使い方もします。