1分でわかる和歌山毒物カレー事件

和歌山毒物カレー事件のポイント

  • 和歌山毒物カレー事件は夏祭りで起きたヒ素混入殺傷事件
  • 地区住民の林真須美が逮捕され、裁判では死刑が確定
  • 動機不明、証拠も不十分で冤罪の可能性が指摘されている

和歌山毒物カレー事件は、和歌山市内で起きた毒物混入、大量殺傷事件です。夏祭りで出されたカレーが原因で67人が中毒症状を起こし、うち4人が死亡しました。 当時マスコミ等で連日、この事件が頻繁に取り上げられました。犯人の林真須美は逮捕されましたが、犯行を否認します。動機・証拠が不十分のまま裁判は進行し、最終的に死刑が確定となった事件です。

和歌山毒物カレー事件の概要

和歌山毒物カレー事件は和歌山県和歌山市園部という地区の夏祭りで起きました。その祭りで、地区住民にはカレーがふるまわれたのです。 カレーを食べた67人が吐き気や腹痛を訴え、そのうち4人が死亡してしまいます。当初集団食中毒が疑われましたが、和歌山県警による検査の結果、青酸化合物であるヒ素が混入されていることが判明し、事件として捜査が開始されたのです。

1998年に起きた毒殺事件

事件の発生は、1998年7月25日。その日は、毎年恒例の夏祭りの日です。事件現場となった和歌山市園部地区の夏祭りでは、自治会の女性らが作るカレーライスがおいしいと近所でも評判でした。 しかし、そのカレーライスが多くの犠牲者を出してしまいます。ちなみにその年の「今年の漢字」は「毒」でした。この事件の影響でインターネットで毒物を購入して自殺する事件も発生しました。それほど、この事件は当時の世の中にインパクトを与えました。

夏祭りで出されていたカレーに毒物が入れられていた

夏祭りで出されたカレーからはおいしそうな香りがただよい地区の住民を惹きつけましたが、出されたカレーからは味が全くしなかったようです。 カレーを祭り会場で食べる者もいれば、家に持ち帰って食べる者などさまざまでした。徐々に地区内では、住民が下痢を起こしたり腹痛を訴える者が発生し、消防にも連絡され緊急事態へと発展していきます。