カルロスゴーン被告逃走の入念な計画の全貌

カルロスゴーン被告の逃走には、日本中が驚きました。「保釈期間中、国外に出ることは禁じられている」ということは、日本の常識だったためです。 しかし、それ以上に驚かれたのは「どうやって日本を出たのか」という点でしょう。

セキュリティの弱い関西国際空港を使用

カルロスゴーン被告が、実際にどのような方法・ルートで日本を脱出したのかはまだ明らかではありません。 しかし、現段階の捜査では「セキュリティの低い空港」を利用したのではないかと言われています。この条件に合う空港で、物理的にも無理がない、と思われるのが「関西国際空港」です。 カルロスゴーン被告はプライベートジェットでトルコに向かい、トルコからレバノン行きの飛行機に乗ったと見られています。 関西国際空港では、プライベートジェットであっても通常に近いセキュリティ検査が行われますが、荷物については状況に応じたX線検査に留めることもあるそうです。カルロスゴーン被告は、何らかの方法で関西国際空港のセキュリティを突破したのではないか、と考えられています。

民間の警備会社が関与した可能性が高い

カルロスゴーン被告が乗ったプライベートジェットには、2人のアメリカ人が同乗していたと言われています。この2人は日本の民間警備会社に勤める人物で、元グリーンベレーの隊員だったそうです。 この2人の協力者の力によって、カルロスゴーン被告は関西国際空港を突破しトルコへ、トルコからレバノンへと向かったのではないかと見られています。 この協力者2名の内1名は、グリーンベレー時代に人質救出などの経験を積んだ人物です。世界中のクライアントと契約を結ぶ警備会社を設立した人物で、過去にも多くの事件に関与しています。

年末年始の空港が混み合う時期を狙った

カルロスゴーン被告が日本を脱出できた理由のひとつとして、年末年始の混雑を利用したということもあります。日本の年末年始は、海外へ行く人や、海外から帰ってくる人・便でごった返すのが恒例です。この混雑を狙って、より見つかりにくい状況で日本を脱出したと考えられます。 年末年始のような空港の繁忙期を狙うことで、セキュリティをかいくぐりやすくなり、人込みに紛れて行動しやすくもなる、などのメリットがあったのかもしれません。