敬虔の意味や例文を解説します!

ビジネス用語

2019年4月7日

敬虔という言葉をご存知でしょうか。敬虔は「けいけん」と読み「うやまいつつしむ様子」の意味です。今回のビジキャリの記事では読み方が難しい敬虔という言葉に関してその類語や対義語や英語、さらに使い方や例文まで紹介します。これを読めば敬虔という言葉に関して理解が深まること間違いなしでしょう。ぜひご一読ください!

敬虔とは

「敬虔な信者」などと使われる「敬虔」は日頃頻繁に使われる言葉ではありません。しかし一度は耳にしたことがある、という人は多く認知度はさほど低くない言葉でもあります。 以下では「敬虔」の読み方や意味について解説します。「敬虔」という言葉を知るために基本的な部分ですので、ぜひ確認して覚えておいてください。

敬虔の読み方は「けいけん」

「敬虔」は「けいけん」と読みます。「敬虔」の「虔」は「けん」の他にも「つつしむ」「ころす」「うばう」とも読む字です。現代では「謙」という字で代用されることが多い字ですが「敬虔」については「謙」は使いません。 「虔」が他の言葉でほとんど使われないため「敬虔」は読み方を知らないと何と読めば良いのかまったくわからない漢字です。この機会に「敬虔」の漢字と読み方を覚えておきましょう。

敬虔の意味は「うやまいつつしむ様子」

「敬虔」とは「うやまいつつしむ様子」という意味です。 「うやまい(敬い)」とは、自分より偉い存在の人や物に向けて自分の心を従わせ、大切にしようとする気持ちを指します。「つつしむ(謹む・慎む)」とは、相手に対して深く敬意を表す、自分の身の程をわきまえるという意味です。 つまり「敬虔」とは誰かや何かに対して深く敬意を持ち、自分の心をその人や物に従わせ大切に思う気持ちのことです。

敬虔の類語・対義語・英語

「敬虔」には似た意味を持つ類語や、反対の意味を持つ対義語があります。その言葉と繋がりのある言葉を知ることで、言葉の意味を深く理解することにも繋がりますのでこの機会に併せて確認しておいてください。 「敬虔」を表す英語表現についてもご紹介します。英語での日常会話やビジネスシーンでの会話などに役立てましょう。

敬虔の類語は「信心深い・信仰心の厚い 」

「敬虔」の類語には「信心深い」「信仰心の厚い」などがあります。 「信心深い(しんじんぶかい)」とは信じる気持ちが強いという意味です。「信心」とは主に信仰心のことを表します。宗教では神や仏を慕う気持ちのことを「信仰」と言い、信仰の程度は「深い・浅い」または「厚い・薄い」で表します。 「信仰心の(が)厚い」とは、主に神や仏を敬い大切にする気持ちが強いことを指します。「敬虔」と同じように「うやまいつつしむ様子」は信仰が厚くなければできないことであるため、類語は「信仰心の厚い(人)」となります。

敬虔の英語は「Pious」

「敬虔」を英語にすると「pious(パイアス)」です。「pious」とは「信仰心の厚い」という意味で使われます。 ・She is a pious Christian. (彼女は敬虔なクリスチャンだ。) 「pious」は通常は単に「敬虔な」という意味で使われますが、文脈によっては悪い意味で「さも信仰深そうな」「偽善的な」という意味になることもあります。前後の文脈から「pious」がどのような意味で使われているのかを判断します。

敬虔の使い方と例文

「敬虔」という言葉は普段頻繁に使われない分、どんな風に使ったら良いのかがわかりにくい言葉です。 以下では「敬虔」の使い方を例文と一緒に解説します。使い方を理解できていれば、必要に応じて自分なりのアレンジをすることができますのでぜひ参考にしてください。

敬虔なクリスチャン

「敬虔」がもっとも多く使われるのが「○○の敬虔な信者」という言い方です。中でも「敬虔なクリスチャン」というフレーズは耳にしたことがあるという人も多いでしょう。 ・彼の一家は敬虔なクリスチャンなので、神に背くようなことは絶対にしません。 「敬虔なクリスチャン」という言葉は「ただのクリスチャンではなく、さらに信仰が深い」ということまで言っています。このように「敬虔な○○」とすれば、その人が自分が信仰している神や仏に大きな信頼を寄せていることを伝えることができます。

敬虔主義

「敬虔主義」とは神様や仏様に対する、信仰の本質を謳った信仰的立場のことです。ドイツのフィリップ・シュペーナーによるもので「信仰は故人の敬虔な信条によって行われるものであって、経典や教理をただ守れば良いというものではない」というものです。 ・敬虔主義とはそんな形だけのものではなく、神を思って生活し行動することだ。 シュペーナーは「敬虔主義」で、信者による積極的な信仰の役割を果たすこと、禁欲的な生活を送ることこそが「敬虔な信者」であると言ったといわれています。 現代ではたまに「敬虔な信者」である人のことを「敬虔主義」と言うこともありますが、元々の意味は違うので誤って使わないよう注意が必要です。

敬虔さ

「敬虔」は「さ」をつけることで、その人がどれくらいその対象について「敬虔」であるかを表すことができます。 ・彼女には敬虔さが足りない、そのために形だけの信仰となっているのだろう。 ・彼ほどの敬虔さがあれば、この先も信者を引っ張っていってくれるはずです。 上の例では「敬虔さ」の後に「足りない」と来ているため「敬虔さ」は少ない・低いことがわかります。下の例では「彼ほどの」「~があれば」という前後の言葉から、その人の「敬虔さ」が高いということが伝わってきます。

まとめ

「敬虔」という言葉をなんとなく「信仰が厚い人」とだけ認識しているだけでは、自分の言葉として使うことはできません。どんなものに対してどれほどの信仰をしているのか、またその人がどんな気持ちを持っていることが「敬虔」なのかということまで分かっていれば自分の言葉として必要な場面で使うことができます。 ぜひこの機会に「敬虔」という言葉を正しく知って、自分の言葉にしておいてください。


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