コーポレートガバナンス・コードとは

コーポレートガバナンス・コードとは上場企業が企業統治を行う上でとるべき行動原則のことを指します。 上場企業には株主はもちろんのこと顧客や従業員、地域社会など様々なステークホルダーが存在しています。それらの立場に配慮しながら客観的で透明性のある意思決定を行うための仕組みを意味しています。

東証・金融庁が進めるコーポレートガバナンス・コードとは

東証・金融庁が進めるコーポレートガバナンス・コードは単に企業行動を縛るためのものではなく、上場企業が株主と対話をしていくことで経営の気づきを獲得し、それによって持続的な成長を達成していくという攻めのコーポレートガバナンス・コードだとされています。

コーポレートガバナンスを実行するための指針で法的拘束力はない

このコーポレートガバナンス・コードの特徴の1つは「遵守か、説明か」といわれるソフトローであるということです。上場企業はコーポレートガバナンス・コードを守らなかったとしても罰則等はなく、もし守らないのであればその理由を説明さえすれば問題ありません。 実際に東証が行った調査によると2018年において78の行動原則からなるコーポレートガバナンス・コードのうち、すべての原則を順守している企業は15%程度となっています。

コーポレートガバナンス:企業統治

コーポレートガバナンスとは企業統治と訳され、企業を規律づけるために定められた手続きやルールのことをさします。 2008年のリーマンブラザーズの破綻をきっかけに生じたグレートリセッションでは金融機関による過大なリスクテイクが原因だと考えられています。そのため企業をどのように規律付け、長期的な成長に結びつけていくのかというコーポレートガバナンスへの関心が世界では高まってきています。