リスクマネジメントとは?意味だけでなく事例や例文なども解説!

ビジネス用語

2019年3月6日

リスクマネジメントとはなにかを理解していますか?ビジネスをする上で欠かせない言葉ですがリスクマネジメントの意味や定義を理解しないで使っている人もいます。本記事ではリスクマネジメントの事例や、リスクマネジメントの使い方を例文を用いて解説いたします。

リスクマネジメントとは

リスクマネジメントという言葉は、ビジネスシーンでよく耳にします。 ここでは危機管理やリスクアセスメントなど、リスクマネジメントとよく似た言葉とのニュアンスの違いについても解説をします。 リスクマネジメントの意味を正しく理解し、自信を持って使えるようになりましょう。

リスクマネジメントの意味は「リスクを未然に防ぐ」

リスクマネジメントの意味は、「リスクを未然に防ぐ」です。 リスクとは英語で「危険」、マネジメントとは英語で「管理」という意味です。リスクを適切に管理し、望まぬ事態が発生することを防ぐのがリスクマネジメントと覚えておきましょう。

リスクマネジメントと危機管理の違い

リスクマネジメントとよく似た言葉に、危機管理という言葉があります。一見リスクマネジメントを日本語に直訳しただけなので、同じ意味だと誤解してしまいがちです。 しかし、未然にリスクを防ぐのがリスクマネジメントであるのに対し、危機管理は実際に危機に陥った状況でどのように対処するかを表します。 災害時のマニュアルを整備すること、ハッキングされた場合の対処法を検討することなどが危機管理にあたります。

リスクマネジメントとリスクアセスメントの違い

リスクアセスメントという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。リスクアセスメントは、事業や営業活動、業務においてどのようなリスクがあるのか、調査して洗い出すことをいいます。 リスクアセスメントには、リスクを未然に防ぐための具体的な行動や対応は含まれていません。リスクマネジメントの中でも、調査の部分にだけスポットをあてて切り取った言葉がリスクアセスメントです。

リスクマネジメントの事例

ここまで、リスクマネジメントの意味を詳しく解説しました。続いて、リスクマネジメントという言葉が業界によってどのような使われ方をするのか順番に説明します。 リスクマネジメントは幅広い分野で使われるからこそ、業界に精通していないと正しく意味を理解できないことがあります。リスクマネジメントの意味をしっかり理解し、誤解せずにコミュニケーションをとれるようにしましょう。

介護でのリスクマネジメント

介護の現場は常にリスクと隣り合わせです。そのため、介護現場では特にリスクマネジメントが重視されているといえるでしょう。 介護現場には、利用者の健康の悪化、事故の発生などたくさんのリスクが潜んでいます。そのため、マニュアルの整備や小まめな情報共有など、様々なリスクマネジメントが行われています。 しかし、リスクを防ぐために過度に手厚い対応をしたり、利用者の自由を制限したりするのは望ましくありません。介護の現場では、利用者の幸福をゴールとしたリスクマネジメントが求められています。

看護・医療でのリスクマネジメント

看護や医療の現場でもリスクマネジメントは非常に大切です。病院では、安全管理指針を整備したり、事故防止活動を行うなど様々なリスクマネジメントが行われています。 具体的には、事故報告書、再発防止ミーティング、患者アンケートなど複数のリスクマネジメントを組み合わせ、あらゆる角度からリスクを最小限にする工夫がされているといえるでしょう。 看護や医療の現場ではさらに、リスクマネジメント対策によって実際にリスクが減少したか、患者満足度は上がったかなど、分析や評価にも重点を置いています。

企業でのリスクマネジメント

医療や介護など特定の分野以外でも、リスクマネジメントという言葉は幅広く用いられます。企業のリスクマネジメントの代表例として、保険に加入することが挙げられます。 保険に加入することで、災害発生、商品の盗難、従業員の自動車事故など対して一定の補償を受けることができるでしょう。 他にも、異物混入のリスクやネットワーク障害のリスクなど、企業の展開する商品やサービスによって様々な種類のリスクに備える必要があります。リスクマネジメントは企業の存続を左右する重要な取り組みといえるでしょう。

リスクマネジメントの使い方と例文

ここまで、業界によってリスクマネジメントという言葉がどのように使われるか、事例をまじえて解説しました。続いては、リスクマネジメントの使い方と例文をご紹介します。 社会人になって言葉の使い方を間違っても、誰も指摘してくれません。間違った使い方をして恥をかいてしまうことがないよう、しっかり使い方を学びましょう。

例文①

リスクマネジメントという言葉で表現されるリスクは、事の大小を問いません。まず、経営や事業といった大きな枠組みでリスクマネジメントという言葉が使われる場合の例文をご紹介します。 ・適切なリスクマネジメントをすることが、事業を存続し、従業員の生活を守ることにもつながります。 この場合、火災や地震などの天災、盗難やネットワーク障害などの突発的な事故といった、幅広いリスクに備えることを意味します。方法としては、保険への加入が一般的でしょう。

例文②

日々のルーティン業務や新規営業、商品開発など様々な場面でもリスクマネジメントは重要です。続いて、現場レベルでリスクマネジメントという言葉を使う場合の例文をご紹介します。 ・誤送信による情報漏洩が発生した。リスクマネジメントを改めて見直し、早急に改善案を提示してくれ。 これは、トラブルが発生した現場の管理職に対して役員が指示を出している場面です。リスクマネジメントの方法としては、チェックの徹底、システムの改変、部内での情報共有などがあるでしょう。

例文③

リスクマネジメントは、名詞とセットで使われることもよくあります。 ・リスクマネジメントセミナー 企業のリスクマネジメントは経営学など様々な分野で積極的に研究されています。そんな理論や事例を紹介するセミナーが開催されています。 ・リスクマネジメントシステム 最近では、システムによってリスクマネジメントを徹底することが注目されています。人間の注意力には限界があり、ミスを完全に防ぐことはなかなかできません。システム開発によってリスクに備えることは、現場で働く人の安全や安心にもつながるでしょう。

まとめ

リスクマネジメントの意味や使い方、例文をご紹介しました。リスクマネジメントは、会社経営など大きな枠組みにおいても、商品開発やプロジェクト運営など小さな単位においても臨機応変に使える言葉です。 また、様々な場面で適切なリスクマネジメントを行うことで、仕事の品質をあげることができるでしょう。仕事の品質があがれば、あなたの評価や会社の業績も上がり、いい循環を生み出すことができるはずです。


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