多くの大学生が収入減に

東京都から出されている緊急事態措置によって飲食店などを中心に休業や営業時間の短縮が行われています。それにともなって出勤するアルバイトも減らされ、アルバイトをしながら学業に励む苦学生の経済状況はさらに苦しいものになっています。 雇用保険に入っていれば職を失った際に失業保険が適用され、経済的な支援を受けることができます。この雇用保険にはアルバイトでも加入できるものの、夜間や通信制、定時制などの一部の大学を除いて原則として大学生は加入できません。 そのため、多くの大学生は緊急事態措置によって収入減に悩まされています。

経済的不安で退学を考える大学生も

学生団体高等教育無償化プロジェクトFREEが発表した大学生と大学院生に対して行ったアンケート調査の結果によれば、4月29日において大学の退学を検討している学生は20%にも及んでいます。 4月22日の中間報告では退学を検討している学生は約8%であったことから、緊急事態措置が継続することによって経済的不安から退学を考える学生が今後も増加していく可能性も十分にあります。

学業支援にも乗り出す東京都

多くの大学では新型コロナウイルスへの対応策としてオンラインでの講義を推進しています。こうした講義のオンライン化に合わせて東京都でも学校向けにオンライン講義の環境整備のための予算を計上することを発表しています。

オンライン授業への対応支援

多くの大学が緊急事態宣言中対面式の講義を中止し、オンライン講義に切り替えています。そのため学生はオンラインで講義を受ける環境の整備が求められるようになっています。 こうした状況に対応して東京都では4月15日においてオンライン学習の環境整備のために都立・区市町村立学校に対して112億円の予算を計上することを発表していましたが、449億円まで増加し、学生がオンライン授業を受けやすい環境の整備に向けて動いています。