研鑽の意味・類語・四字熟語に関して解説します!

ビジネス用語

2019年4月8日

「研鑽」という言葉はスピーチや挨拶などで聞かれることが多く、日常生活で頻繁に使うものではありません。しかし目上の人からの激励の場や、自分の意思表明の場などで「研鑽」という言葉を知っていると大いに役立ちます。今回ビジキャリでは「研鑽」の意味や使い方、英語表現や類語などについて解説します。「研鑽」を使った具体的な例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

研鑽とは

研鑽

社会に出てより大きな成果を出したり大きな収入を得るためには、自ら積極的に学んだり技術向上に務める姿勢が必要になります。 つまり自分の知識を深めたりスキルアップするるための「研鑽」を継続していく必要があるのですが、まずはこの「研鑽」の意味や読み方を理解しましょう。

研鑽の読み方は「けんさん」

研鑽の読みは「けんさん」です。 「研」は音読みでは「ケン」、訓読みでは「とぐ」と読み、「こすって磨くこと」や「努力して向上する、物事を極める」という意味になります。「鑽」は音読みでは「サン」、訓読みでは「きる」と読み、「穴を開ける」「物事を深く研究する」という意味があります。 どちらの単語にも「物事を研究して深く究める」というニュアンスがあります。

研鑽の意味は「学問などを追求する」

研鑽は「学問などを追求する」という意味です。 「研」「鑽」それぞれについて説明したとおり、「研鑽」は学問や自分が従事する仕事で必要とされる技術について自分で努力をして理解を深めたり技術を身につけることを意味します。 つまり「研鑽」と言った場合自らの努力と、その結果として自分自身がスキルアップしていくことが目指されています。ただ理解を深めるだけで、結果につながらない努力は「研鑽」とは言えません。

研鑽の英語・類語・四字熟語

表現方法

「研鑽」に類似する日本語は沢山ありますが、この見出しでは「修行」「練磨」という2つの言葉の意味やそれぞれのニュアンスの違いについてご紹介します。 また「研鑽」の英語表現についても例文を用いてご紹介しますので、より深く言葉の意味を理解するためにも目を通してみて下さい。

研鑽の英語は「devote oneself to one's studies」

「研鑽」は英語で「devote oneself to one's studies」です。 ・He has devoted himself to his studies about math. (彼は数学能力の研鑽に努めてきた) 「devote A to B」で「AをBに捧げる」という意味で、「oneself」を「one's studiesに捧げる」で、「専念する」「研鑽する」となります。

研鑽の類語は「修行」「練磨」

研鑽の類語には「修行」「練磨」などがあります。 「修行」は「一切の欲を捨てて心身を鍛錬する行為」で基本的には宗教的な行為です。そこから転じて「脇目もふらずに1つのことに集中して取り組む」という意味でも使われます。 「練磨」は「能力を鍛え上げること」「自分の能力を磨き上げていくこと」という意味です。どの言葉も知識の深掘りやスキルアップを目指して、自分で努力することを意味します。

研鑽の四字熟語は自己研鑽

「研鑽」を使った四字熟語に「自己研鑽」があります。 「研鑽」だけでも自分自身が努力していくニュアンスが含まれますが「自己」を付けることでさらに自分自身の知識を深めたり、スキル向上を目指して努力していくことが強調されています。 また「自己研鑽」は英語で「Self Improvement」と言います。

研鑽の使い方と例文

使い方と例文

「研鑽」はスキルアップや知識を深めるために自分で能動的に動くことを意味します。 この見出しでは、上記の意味を踏まえて「研鑽」という言葉の使い方を例文と一緒に説明していきます。紹介する4つの言い回しは全てほぼ同義ですが、例文中の使われ方で意味が通るか確認しながら読んでみて下さい。

研鑽を積む

まずは「研鑽を積む」という言い回しをご紹介します。 ・彼は大手弁護士事務所で5年間研鑽を積んできた。 「研鑽を積む」は、自身のスキルアップのために能動的に努力を重ねることを意味します。例文では彼が大きな案件を任せてもらったり、自分で弁護士事務所を開業するために大手事務所の仕事を通して自らスキルアップのために努力してきたことがうかがえます。

研鑽に励む

次は「研鑽に励む」という言い回しです。 ・彼女は経営者になる夢のために、経営学やマーケティングノウハウの研鑽に励んでいる。 「研鑽に励む」も自分のスキルアップや知識の探求のために自ら努力するという意味です。例文の彼女も「経営者になる」という夢のために、経営に必要な知識やマーケティングノウハウなど、ビジネスに欠かせない知識やスキル習得のために努力していることが見て取れます。

研鑽に努める

次は「研鑽に努める」という言い回しです。 ・彼は会計士になるために、会計学の研鑽に努めている。 「研鑽に努める」も知識を深めたり、スキルアップのために自ら積極的に努力することを意味します。例文では会計士になりたい彼が、その目標の実現のために貸借対処表・損益計算書などの記入方法や読み方など、会計士にとって必要な知識の習得に励んでいることが見て取れます。

研鑽を深める

最後は「研鑽を深める」です。 ・彼女は20年間、心理学の研鑽を深めてきた。 「研鑽を深める」と言った場合は、ここまでの3つの言い回しとやや異なり、一つの学問の理解を深く探求するという意味合いが強くなります。他の3つの言い回し同様に、自ら積極的に努力していることには変わりないのですが、「スキルアップ」というよりは「知識の理解を深める」というニュアンスが強くなります。

まとめ

まとめ

大きな成果を出したり高い職位に就くためには、準備された研修プログラムや仕事に取り組むだけでなく、自分で積極的に努力する姿勢が必要です。 この記事で紹介した「研鑽」の意味や言い回しを理解して、言葉の正しい使い方を身に付けるだけでなく、仕事に必要なスキルアップのために「研鑽」に励んでみて下さい。


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