「force」と「make」の違いを例文つきで解説します!

ビジネス英語

2019年5月1日

「force」と「make」は非常に一般的な動詞です。特に「make」は様々な使い方がありますが、今回ビジキャリでは「force」と「make」の違いに着目します。「force」と「make」の違いを例文を使って解説するとともに、「force」の類義語についても見ていきます。

「force」の意味は「無理やり〜させる」「力」

無理やり〜させる

英語では人に何かをさせる時に使える単語は非常にたくさんありますが、この記事では「force」に焦点を当てて説明していきます。 「force」には「無理やり〜させる」「(物理的・精神的な)力」という意味があり、相手に何らかの形で強制的に何かをさせる時に使われる表現です。 特に「(物理的・精神的な)力」という意味をより厳密に訳せば、「腕力」「暴力」「迫力」「説得力」「影響力」などのように訳すこともでき、物理的な力であれ概念的な力であれ、何かの力や勢いが生じることがイメージできます。

「force」と「make」の違い

「force」と「make」の違い

人に何かをさせる時の最も平易な表現は「make」で、こちらも「〜させる」という意味があります。しかし、「force」の場合はより強い強制力があり、「実力行使(暴力も辞さない)」という場合も使うことが出来ます。 ・A police officer made the criminal release the weapon. (警官が犯人に凶器を手放させた。) ・A police officer forced the criminal to release the weapon. (警官が犯人に凶器を手放させた。) 上の2つの例文では、2つ目の「force」の方が強制力が強い表現です。

「force」の使い方と例文

使い方と例文

「force」は「make」の強制力をより強めて、実力行使も辞さない表現だということを理解しておきましょう。 ここからは「force」のより具体的な用法を3つの例文を通して紹介していきます。どれも「物理的・概念的な力」が及んでいるニュアンスに着目しながら読んでみてください。

〜せざるを得ない

1つ目の例文では「〜せざるを得ない」という表現を紹介します。 ・Janette was forced to give up her job. (ジャネットは退職をせざるを得なかった) 「force 人 to 〜」で、「人に無理やり〜させる」という意味ですが、例文ではこの受動態「be forced to〜」で「〜せざるを得ない」という意味になっています。この例文では「force」が使われているので、会社からの強制力が働いて退職せざるを得ない状況に追い込まれたというニュアンスになっています。

押し付ける

2つ目の例文は「押し付ける」という表現です。 ・The boss has forced his opinion to her to do as he said. (上司は彼女に言った通りにやるように、意見を押し付けてきた。) 「force〜」で「〜を押し付ける」という形で使うことが出来ます。例文では「force A to B」で「AをBに押し付ける」という意味になっています。例文の意味は上司が他の方法を一切許さず、自分の言うとおりに実行するように彼女に強制しています。

影響力

3つ目の例文は「影響力」という表現です。 ・He could not overcome the political force behind the movement. (彼は、その運動の陰にある政治力に打ち勝つことが出来なかった。) 「political force」で「政治的な力(圧力・影響力)」という意味になります。つまり、物理的な力ではない権力などが働いているという意味です。例文も、目に見えない政治的な影響力が働いているために、状況を変えることが出来なかったことを表現しています。

「force」の類義語

「force」の類義語

ここまでは「force」意味や使い方について紹介してきましたが、ここからは「force」に意味が似ている2つの英語表現について説明していきます。 それぞれの英単語について、意味の類似点と相違点を意識しながら読み進めて、正しく使い分けられるようにしておきましょう。

compell

1つ目の英単語は「compel」です。 ・I was compelled to rest on the heat of 39 degrees. (39度の熱で休まざるを得なかった。) 「compel」も「無理やり〜させる」という意味で使えますが、「権威・権力や、その状況によって〜せざるを得ない」という意味です。ただし「force」よりは強制力は少なく「実力行使」というニュアンスは含まれません。 つまり、強制力は「force>compel>make」の順になり、「force」は「実力行使」、「compel」は「権威・権力や状況上やむを得ない」、「make」は「押し付ける」という意味になります。

power

2つ目の英単語は「power」です。 ・Gasoline is the fuel that powers cars. (ガソリンは車に動力を供給する燃料だ。) 「power」を動詞で使う場合は「〜に動力を供給する」という意味になるので、「force」「compel」「make」とは全く意味が異なります。名詞として使う場合は漠然と「力」を表現する時に汎用的に使うことが出来たり、その他には「能力」「国力」「軍事力」などの意味で使うことが出来ます。

まとめ

まとめ

「〜させる」には「force」「compel」「make」の3つの表現があり、ニュアンスによって使い分ける必要があることを紹介しました。 「power」には「力」という名刺の意味がありますが、動詞として使う場合は「動力供給」というニュアンスでしか使えませんので、注意しておく必要があります。


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