緊急事態宣言による業績悪化が顕著に現れたロイヤルHD

ロイヤルホストやてんやを事業展開するロイヤルHDは新型コロナウイルスの影響を強く受けています。 ロイヤルホストの2020年4月の既存店売上高は前年度比で40%程度と大きく落ち込みました。また、てんやも同様に2020年4月の既存店売上高は前年度比で58%程度とロイヤルホストほどではありませんが、大きく低下しています。 ロイヤルHDは役員報酬の減額を発表するなどコスト削減を行っていますが、ロイヤルホストやてんやの店舗を約70店閉鎖するなど事業の縮小を迫られています。

2020年6月決算を大きく下方修正

ロイヤルホストやてんやなどの業績悪化を受けて、ロイヤルHDは2020年6月期の中間決算の予想を大きく下方修正しています。 本業の利益を示す営業利益では事前の予想では6億5000万円の利益だったのに対して138億円の損失へと修正しました。最終的な損益を示す当期純利益では事前の予想では5000万円の利益だったのに対して155億円の損失へと修正が行われています。

ロイヤルHD業績予想の修正(単位:百万円)
事前予想修正後
売上高66,40039,000
営業利益650-13,800
当期純利益5015,500

明暗がわかれた飲食業界

ロイヤルHDが業績悪化に苦しむ一方で、ケンタッキーなどのように売上を伸ばしている飲食店も一部にはあります。 店内での飲食ではなくデリバリーやテイクアウトに活路を見出した企業が新型コロナウイルスによる巣ごもり消費の追い風を受けて業績が向上するなど飲食業界では明暗が分かれて始めています。