「息を呑む」の例文

「息を呑む」の例文をご紹介します。まず、突然のできごとに対する驚きとして「息を呑む」という言葉を使う場合の例文は、下記のとおりです。 ・子どもが道路に飛び出した瞬間、思わず息を呑んだ。 ・普段は大人しい友人の怒鳴り声に、周囲は息を呑んで静まり返った。 突然ドアが開く、物が落ちてくるといったニュートラルな場面でも使えますし、交通事故を目の当たりにしたなどショッキングな場面に対しても使用することができます。 続いて、ハラハラドキドキする展開が続くときに「息を呑む」という言葉を使う場合の例文をご紹介します。 ・しのぎを削る試合展開に息を呑んだ。 ・両者一歩も引かず激しく議論を戦わせる様子に息を呑んだ。 最後に、自然や芸術、美しさに対して深く感動したときに使う「息を呑む」の例文をご紹介します。 ・目の前には息を呑むほど美しいニューヨークの夜景が広がっていた。 ・ヴァイオリンの音色があまりにすばらしくて息を呑んだ。 ・登場した女性の美しさに思わず息を呑んだ。 最初に「息を呑む」こととなった状況を説明し、「息を呑んだ」として文章を締めくくることもできますし、「息を呑むほど美しい」など形容詞や名詞を修飾することもできます。「息を呑む」という言葉を使いこなせるようになることで、表現の幅が広がり驚きや感動をより的確に相手に伝えられるようになるでしょう。

「息を呑む」の類義語と対義語

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ここまで、「息を呑む」の使い方や例文について説明しました。続いて、「息を呑む」という言葉を言い換えたい場合の類義語や、対義語についてわかりやすく解説します。

「息を呑む」の類語は「絶句する」「唖然とする」「茫然とする」

「息を呑む」の類義語には「絶句する」「唖然とする」「呆然とする」があります。 「絶句する」は特に言葉が出ない様子を強調する言葉です。突然のできごとに対して「息を呑む」と使う場合、「絶句する」と言い換えても違和感がありません。 「唖然とする」は驚きに呆れが含まれる場合、「息を呑む」より状況を的確に伝えられます。「宝くじに当たったと聞いて」に続く文章だと、「唖然とした」の方が呆けた様子や表情がより伝わりやすいでしょう。 「呆然とする」は「息を呑む」よりもゆったりとした時間の流れを感じることのできる表現です。「あまりの美しさに呆然とした」と表現すると、驚きや感動が継続している様子が表されます。

「息を呑む」の対義語

「息を呑む」が強い驚きや感動を表す言葉なので、対義語は「平気」「平然」「淡々と」といった言葉になります。 また、「息を呑む」は驚き・ハラハラ・感動などによって対象に強く興味を呼び起こされた状態を表します。そのため、「つまらない」「ありきたりな」「取るに足りない」といった表現を用いると、反対のニュアンスが表しやすいかもしれません。 「息を呑むほどの」を形容詞として使う場合は、あとにくる名詞や形容詞を強調することになります。「息を呑むほどの美しさ」と表現すれば、美しさが突出していることをいいます。そのため、「平凡」「普通」といった言葉を対義語として用いることもできるでしょう。