地下鉄サリン事件

地下鉄サリン事件は世界的にも例を見ない化学兵器を使用したテロ事件です。一般的にテロ事件といえば政治的な思想を持ったグループによりもたされます。 しかし地下鉄サリン事件は宗教団体によって引き起こされたことが大きな特徴です。本来人を救うべき宗教団体がなぜ国家転覆を計画し、テロ事件を引き起こしてしまったのでしょうか。

1995年3月に起きたサリンを使ったテロ

地下鉄サリン事件は1995年3月に起きたテロ事件です。犯人グループ当時話題となっていた「オウム真理教」教祖麻原彰晃及び教団幹部であり逮捕者は40人にも上りました。 実行犯はラッシュアワーで混雑する現東京メトロ地下鉄車両内にサリンの入った袋を持ち込みます。それを傘の先で破損させ多くの乗客を中毒に陥れました。 首都の中心部における化学兵器を使用したテロ事件は世界的にも例がなく、世界中から注目を集めることになりました。

13人の死者と6000人を超える負傷者を出した

地下鉄サリン事件はラッシュアワーを狙った犯行であったことから、乗客・乗員などから多くの被害者を生み出します。その数は死者13人負傷者6,000人にも上りました。 サリンは神経ガスであるため、負傷者の中には25年経過した現在もその後遺症と闘っている人が大勢います。 さらに負傷者の数には現れないものの、事件のショックで精神疾患を発症し、事件以来地下鉄を利用できない人も少なくありません。発表されている死傷者よりも遥かに大きな被害を出した事件です。